イハーブ・アハマド・エベード
  • イハーブ・アハマド・エベード Ehab Ahmed EBEID
  • 署名記事数:6 最終更新日:2017.09.18
1970年、エジプト・ギザ生まれ。サウジアラビア国立イマーム・ムハンマド・イブン・サウード・イスラーム大学東京分校アラブ・イスラーム学院講師。91年カイロ大学文学部日本語日本文学科卒業、97年大阪大学言語文化研究科修士終了。カイロ大学文学部日本語日本文学科助講師、東京外国語大学世界言語社会教育センター外国語主任教員(2011年~15年)を経て、現職。編著には『パスポート日本語アラビア語』、『基礎日本語学習辞典アラビア語版』、『大学のアラビア語 文法解説』、『大学のアラビア語表現実践』がある。
日本語再発見① オノマトペの不思議な世界2017.09.18

そばやうどんを「ツルツル」と食べればおいしそうなのに、「ズルズル」としたとたんになんだかだらしなく感じる。日本語のオノマトペ(擬音語・擬態語)が持つ不思議な世界とは。
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日本とアラブ:ジンクスもこんなに違う2017.02.11

屋内で傘を開く、黒猫を見かける、コーヒーをこぼす、夜に爪を切ったり家の掃除をしたりする――。これらは、社会によっては不幸を招くと考えられていることだ。当然、それぞれの社会には不吉なことを警告すると考えられている特別な兆候や、それらの不幸を自身から遠ざけるための特別な作法があったりする。ところが、そのような兆候を不吉だと感じるのはなぜかと尋ねてみると、誰もが「先祖から子々孫々に受け継がれてきた習慣だ…
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日本人は多宗教!?2016.05.18

日本に住み始めた当初、最も不思議だったのが宗教に関してである。 多くの日本人と友達になったが、そのほとんどが「自分は無宗教だ」と言っているにも関わらず、ハロウィーンやクリスマスといったキリスト教の行事を楽しみ、正月(1月1日)には寺社へ初詣に行くことを恒例にしている人が多い。 日本人の一生を見ても、安産、子供の成長、健康や大学合格などを祈願して神社やお寺に度々お参りする。一方で、結婚式…
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日本語を脅かす外来語2016.05.03

通勤電車の中で、どこから見ても中学生の2人組の会話が耳に入って気になったことがある。「お前! ノスタルジックな服装だなあ~」。彼らはノスタルジックな気持ちになるぐらい生きてきたのだろうかと不思議に思った。 2014年の6月ごろ、テレビ番組の中で使用される「コンシェルジュ」「リスク」「ケア」「トラブル」などの外来語により、テレビ番組の内容を理解できない(外来語が多く使用されている)という理由で…
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アラビア語の“すみません”が引き起こす悲劇!?2013.12.30

言語を勉強していると、普段何げなく使っている言葉の背後に深い意味があるのに感動することがある。反対に、何気ない言葉が深い誤解を生むこともあり、言葉の難しさを痛感することもある。言葉はひとつの意味だけで簡単に割り切れるものではなく、複数の意味を持つのはもちろんのこと、口調などその言葉の使い方により意味が変わってくるものなのだ。 アラビア語の「マアレーシュ」。 この言葉は、日本人の間で最も誤解…
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日本人にとって人間関係の潤滑油とは?2013.11.07

町中で日本人が携帯電話片手に、「すみません」と頭を下げているのをよく目にする。話している相手は目の前にいないにも関わらず、一生懸命心から謝ろうとしている。 日本人はよく謝る、というのは世界的認識でもある。 一方でアラブや中東、欧米では謝ることは責任を認めたことになるため、なかなか謝ろうとしない人が少なくない。謝ることで立場が弱くなり、裁判沙汰にでもなろうものなら不利となる場合さえあるからだ。 …
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