細谷 雄一
  • 細谷 雄一 HOSOYA Yuichi
  • 署名記事数:10 最終更新日:2017.01.13
nippon.com編集企画委員。慶應義塾大学法学部教授。1971年千葉県生まれ。立教大学法学部卒業。2000年慶大大学院政治学専攻博士課程修了。北海道大学法学部、慶大法学部などの専任講師を経て2006年慶大法学部助教授。2011年から現職。著書に『戦後国際秩序とイギリス外交——戦後ヨーロッパの形成、1945-51年』(創文社/2001年/サントリー学芸賞受賞)、『大英帝国の外交官』(筑摩書房/2005年)、『倫理的な戦争——トニー・ブレアの栄光と挫折』(慶應義塾大学出版会/2009年/読売・吉野作造賞受賞)など。
トランプ時代の国際秩序を「1917年」から考える:リベラルな秩序の回復に向けて2017.01.13

米国のトランプ政権発足と英国のEU離脱が、国際秩序に及ぼす影響の本質的意味とは何か。100年前の秩序変容から考察する。
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「ヒロシマ」から「イセ・シマ」サミットへ2016.05.09

5月26、27日に日本が議長国となり開かれる主要7カ国(G7)首脳会議。この伊勢志摩サミットを前にした4月の外相会合では、参加外相がそろって広島平和記念公園を訪問し、「核軍縮推進」に向けた強いメッセージを発した。首脳会議では世界経済への対応と海洋安全保障問題で、7カ国が足並みをそろえた合意ができるかどうかが焦点となる。
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「平和主義」と「国際協調主義」の両立へ向けて2014.06.02

安保法制懇委員として集団自衛権の行使を含む安全保障政策についての提言づくりに参加した筆者が、日本の安保法制の「空白」を突く。
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「日韓関係2.0」の新時代に求められること2013.09.18

2013年9月5日夜、ロシア・サンクトペテルブルクで行われていた主要20カ国・地域(G20)首脳会議の夕食会での立ち話で、安倍晋三首相は韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領と短時間言葉を交わした。朴大統領は2月の就任以来、2012年12月に第2次内閣を発足させた安倍首相と首脳会談を開くことを避け続けてきた。日本の政治家の歴史認識をめぐる失言や麻生太郎副総理の靖国神社参拝などによって首脳会談を行う環境が…
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「鉄の女」サッチャーと日本2013.04.17

2013年4月8日、マーガレット・サッチャー元英首相が87歳で死去した。認知症を患ってからは、しばらく公の場から遠ざかっていたが、2012年3月に日本でも公開された映画『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』などを通じて、依然としてサッチャーの名は日本国民にも幅広く知られている。それゆえサッチャー元首相の訃報は、彼女が首相を辞してから20年以上がたつにもかかわらず、日本においても大きく報じられた。…
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「国民の生活が第一」というのは本当ですか?2012.07.12

7月2日午後12時30分、民主党の山岡賢次衆議院議員(前国家公安委員長)が、野田佳彦政権の消費税増税の決断に反発して、同党所属国会議員50名の離党届を党執行部に提出した。そしてその日の夕方、この「反乱」を率いる小沢一郎元代表が記者会見で、民主党を離脱する自らの意向を示した。そこでは、「増税の前にやるべきことがある」として、消費税増税を決断した野田首相を批判した。小沢元代表は、民主党への政権交代をも…
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民主党政権の安全保障政策の停滞と前進2012.06.04

2009年の民主党政権成立後、普天間基地移設問題などで混乱した外交、安全保障政策。細谷雄一慶応義塾大学教授は、混乱の中にも、新しい可能性の萌芽がみられると指摘する。それは何か。
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「決められない政治」からの脱却は可能か2012.01.31

野田佳彦首相は、2012年1月24日の衆議院本会議での施政方針演説で、次のように述べた。「『日本再生元年』となるべき本年、私は、何よりも、国政の重要課題を先送りしてきた『決められない政治』を脱却することを目指します」。これは、興味深い発言である。これまでの日本の首相は、施政方針演説で自らの政治目標を語ってきた。しかし野田首相は、政治目標を実現できない政治状況を冷静に見つめ直し、そのような現状を打破…
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野田首相はイギリス的ユーモアを持てるか?2011.10.07

2011年9月2日、前任の菅直人首相が辞任したことを受けて、民主党の野田佳彦氏を首班とする野田政権が成立した。海外のメディアでは、「5年で6人目の首相」と軽蔑的に報じられる一方で、野田氏が自らをたとえて語った「どじょう」という言葉が紹介された。イギリスではあるメディアが、このことを、自らを自嘲するユーモアを持った首相として比較的好意的に論じていた。なるほど、これはいかにもイギリス的な論評と興味深く…
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外交の新たなアイデンティティを求めて2011.10.03

1991年のソ連崩壊から20年。この間に起きた巨大な変化に目を向けると、浮かび上がってくるのは外交における新しいアイデンティティを模索する日本の姿だった……。冷戦後の日本外交を見つめ直す新シリーズがついにスタート。
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