栖来 ひかり
  • 栖来 ひかり SUMIKI Hikari
  • 署名記事数:4 最終更新日:2017.10.08
台湾在住ライター。京都市立芸術大学美術学部卒。2006年より台湾在住。日本の各媒体に台湾事情を寄稿している。著書に『在台灣尋找Y字路/台湾、Y字路さがし』(2017年、玉山社)がある。 個人ブログ:『台北物語~taipei story
キョンシーから台湾妖怪まで——日本人視点で読み解く台湾ホラー映画ブーム2017.10.08

鬼月と呼ばれる旧暦の7月に合わせてホラー映画が多く公開される台湾では、これまで海外の作品が中心だった。しかし昨年、台湾製のホラー映画『紅衣小女孩』(赤い服の少女)が登場して大ヒットを飛ばし、今年も続編の『紅衣小女孩2』が公開された。現在、興行成績では1億台湾元(1元約3.7円)を突破し、2017年の台湾映画最大のヒットとなった。普段はホラーを避けている私も、恐る恐る映画館に足を運んだ。 昨今…
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『BRUTUS』台湾特集表紙問題:台湾人が不満を感じた理由2017.08.26

7月15日に発売された日本の雑誌、『BRUTUS(ブルータス)』台湾特集号の「表紙」が台湾メディア上で「炎上」と言っていいほど大きな話題になった。 この騒動の前提として、『BRUTUS』はすでに流行に敏感な台湾の人たちから格別な支持を受けていたことがある。台湾の書店やカフェ、クリエイターの手元には必ずと言っていいほど置いてあるこの雑誌は、若い世代の台湾カルチャー、つまり日本や米国・欧州の文化…
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麗しき故郷、台湾——湾生画家・立石鉄臣を巡って2017.07.08

立石鉄臣(てつおみ)は戦前の台湾で生まれ、風俗・民俗・工芸を記録した雑誌『民俗台湾』や『媽祖(まそ)』の表紙や挿絵を手掛けたことで、台湾ではよく知られた画家である。『民俗台湾』に見られる、台南関廟の竹細工やロウソク・線香職人、冠婚葬祭における風習など、丹念なスケッチで生き生きと描かれた木版画は、当時の台湾人の等身大の生活を伝える貴重な資料でもあり、1970年代から台湾では評価を受け続けている。…
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80年の時を超え、台湾と日本を結ぶ一枚の絵2016.11.03

「嘉義公園」2002年/クリスティーズ香港/落札価格579.4万香港ドル(約7600万円) 「淡水」2006年/サザビーズ香港/落札価格3484万香港ドル(約4億6000万円) 「淡水夕照」2007年/サザビーズ香港/落札価格5073万香港ドル(約6億6000万円) いきなりお金の話で恐縮である。芸術の真価を一つの尺度で計ることは難しい。しかし「モノ」の価値を語ろうとする際、時に最も説得…
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