• 四方田 犬彦YOMOTA Inuhiko

    1953年生まれ。東京大学文学部にて宗教学、同大学院博士課程にて比較文学を修める。ソウルの建国大学校に始まり、コロンビア大学、ボローニャ大学、テルアビブ大学などで客員教授、客員研究員を務め、東洋大学講師、明治学院大学教授を歴任。主として映画史と比較文学の教鞭を執った。言語表現と映像、音声、料理、都市といった領域で批評活動を行なう。主な著書に『大島渚と日本』(筑摩書房/2010年)、『ルイス・ブニュエル』(作品社/2013年)、などがある。エドワード・サイード、マフムード・ダルウィーシュ、ピエロ・パオロ・パゾリーニを翻訳し、大島渚著作集4巻(現代思潮新社)、『日本映画は生きている』8巻(岩波書店)を共同編集した。2014年に芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。

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    2015.01.05