[ニュース]釜山で少女像除幕式=在外公館前2例目-韓国
[2017.01.03] 他の言語で読む : ENGLISH |

【釜山時事】韓国南部・釜山の日本総領事館前に設置された慰安婦を象徴する少女像の除幕式が31日夜、行われた。ソウルの日本大使館前に続き、在外公館前に少女像が設置されたのは2例目で、日韓関係の新たな火種となるのは必至だ。

除幕式は31日午後9時(日本時間同)すぎから開かれた。釜山中心部で開かれた朴槿恵大統領の即時退陣を求める集会参加者らも合流。少女像の近くには200人を超える人が集まった。

除幕式に参加した釜山に住む大学生、金賢美さん(22)は日韓両国の慰安婦合意について「当事者の意見を無視し、締結した日韓合意は無効だ」と強調。制作費を寄付したという会社員の金到辰さん(40)も「日本の公式謝罪もなく、国民の同意もない」と批判し、合意の見直しを求めた。

主催団体関係者によると、式に先立ち、開催方法をめぐり警察当局が一部容認しない考えを通知。少女像の周りには警官隊が展開し警戒態勢を敷いた。

総領事館前の少女像をめぐっては、市民団体の学生らが日韓合意1年となる28日、許可を受けずに置いたため釜山市東区が道路法違反を理由に撤去。しかし、東区には非難が殺到し、朴三碩区長は30日、一転して容認する姿勢を示し、像を市民団体に返還した。

日本政府は像の設置を受けて30日、日韓合意の精神に反するとして「極めて遺憾だ」(杉山晋輔外務事務次官)と抗議した。韓国外務省は「適切な場所について知恵を絞ることを期待する」と立場を表明する一方、日韓合意は「着実に履行する」方針を改めて示した。

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

  • [2017.01.03]
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