[ニュース]花街に風情取り戻せ=先斗町を「無電柱化」−京都市
[2017.02.08] 他の言語で読む : ENGLISH | العربية | Русский |

京都を代表する花街の先斗町(京都市中京区)で、電柱をなくす取り組みが進んでいる。景観向上のため同市が今月から地中化工事を始め、2019年度末の完了を目指す。計17本の電柱を撤去し、街の上空を覆う電線を一掃する。

電柱・電線が目立つ現在の京都・先斗町=2017年1月30日、京都市中京区(時事)

対象は、飲食店やお茶屋、舞妓(まいこ)らが踊りを披露する歌舞練場が軒を連ねる全長490メートルの通り。細い格子やひさしを備えた伝統的な木造建築が並び、観光客でにぎわう地域だ。

先斗町では11年ごろから、景観に合わない広告物を自主的に撤去するなど、地域住民がまちづくりに尽力。大型看板やネオンが取り払われ本来の街並みが姿を現す一方、新たな問題が浮上した。

「看板がなくなると電線だらけの空が目立った。電柱は災害時に倒壊の危険もあり、何とかしたかった」。先斗町まちづくり協議会の金田祐一副会長(50)は振り返る。

同協議会は13年、無電柱化を市に要望したが、技術的問題などで進まなかった。道幅が平均約1.8メートルと狭く、地中にガス管や上下水道管が既に埋まっているため、従来の方法では電線が入るスペースがなかったからだ。市は、複数の電線を一つの束に集約し埋める手法を新たに採用。工事にこぎ着けた。

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

  • [2017.02.08]
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