[ニュース]震災犠牲者200人超=避難所閉鎖、仮設暮らし続く−熊本地震、14日で1年
[2017.04.14] 他の言語で読む : ENGLISH | FRANÇAIS | ESPAÑOL | العربية |

熊本地震は14日で前震発生から1年となる。復興に向けた動きは加速、避難所はなくなり、仮設住宅で被災者の生活再建が進む。一方、熊本県内の震災犠牲者は13日時点で222人と増え続け、道路や鉄道は一部で不通が続くなど、地震がもたらした影響は依然残る。

県によると、避難住民の数は最大855カ所の避難所で計18万3882人に達したが、昨年11月に西原村で最後の避難所が閉鎖されゼロとなった。しかし、「応急」と民間住宅を借り上げた「みなし」を合わせた県内の仮設住宅に住む被災者は今年3月末で26市町村計約4万4600人に上る。

建物倒壊による圧死など直接死は50人。避難生活による病気悪化などで死亡し関連死と認定されるケースは、現在も相次いでいる。

住宅被害は全壊から一部損壊まで計約19万棟に上ったが、倒壊家屋の公費解体が進み、被害が激しかった熊本市や益城町では無残な姿で残る住宅は大幅に減った。県は来年3月の解体完了を目指している。

インフラ面では、地震で通行止めとなった幹線道路の多くが通行可能となる中、熊本市と阿蘇方面を結ぶ国道57号や熊本−大分間のJR豊肥線で一部区間の不通が続いている。熊本城は天守閣の瓦が落ち石垣も崩れたまま。熊本市は2019年までの天守閣修復を目指すが、全体の修復には約20年かかる見通しだ。

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

  • [2017.04.14]
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