[ニュース]国内最大の恐竜全身骨格=体長8メートル−北大など
[2017.04.30] 他の言語で読む : ENGLISH |

北海道むかわ町で約7200万年前(白亜紀後期)の地層から見つかった大型の草食恐竜「ハドロサウルス科」の化石について、調査を行った北海道大総合博物館の小林快次准教授と町立穂別博物館は27日、全身の骨格が確認されたと発表した。小林准教授によると、体長約8メートル、体重約7トンと推定され、国内で全身骨格の化石が見つかった恐竜で最大という。

北海道大総合博物館などが確認した、国内最大の恐竜の全身骨格=27日午前、北海道むかわ町(時事)

小林准教授は「大きい恐竜の化石は雨風にさらされやすく、骨が駄目になり、全身が残りにくい。恐竜だけでなく古生物学史上、歴史的な発見となった」と話している。

化石は2003年、かつて海底だった同町穂別の堆積層から見つかり、海生爬虫(はちゅう)類などの可能性が高いとされ、穂別博物館に保存されていた。その後、恐竜の可能性があることが分かり、北海道大と同博物館のチームが調査を開始。13年から発掘を続けていた。

確認されたのは、腰から後ろの大部分や歯、上顎などの骨。岩石を削って化石を取り出すクリーニングと呼ばれる作業の結果、全身の半分以上の化石を取り出すことに成功したという。

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

  • [2017.04.30]
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