[ニュース]核兵器禁止は「被爆者の悲願」=来月の条約採択要請-広島市長
[2017.06.16] 他の言語で読む : ENGLISH |

【ニューヨーク時事】広島市の松井一実市長は15日、ニューヨークの国連本部で開かれている核兵器の使用などを法的に禁止する条約の制定交渉会議で演説し、「存命のうちに核兵器の禁止を見届けることが被爆者の悲願」と訴え、会議が閉幕する7月7日までの条約採択を強く訴えた。

松井市長は「筆舌しがたい経験に基づく揺るぎない信念から、被爆者は核廃絶や平和への願いを世界に発信し続けてきた」と説明。条約草案に「ヒバクシャ」の苦痛に留意する条文が盛り込まれたことを歓迎した。

交渉に参加していない核兵器保有国や日本をはじめとする米国の「核の傘」に入る国の条約参加に向け、市民社会などが協力して「核兵器の使用は人類全体の危機を招くだけで安全保障に役立たないと周知していく必要がある」と指摘。核保有国に対しては「真に核拡散防止を願うのなら、核軍縮義務を果たすべく強い指導権を発揮すべきだ」と要請した。

核兵器禁止条約の制定を願い、ともされたキャンドル=15日夜、広島市中区の原爆ドーム前(時事)

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  • [2017.06.16]
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