[ニュース]民間ロケット、初の宇宙へ=29日打ち上げ、ベンチャー開発−北海道
[2017.07.07] 他の言語で読む : ENGLISH | العربية |

ベンチャー企業「インターステラテクノロジズ」(IST、北海道大樹町)は6日、東京都内で記者会見し、同社が開発した観測ロケット「MOMO(モモ)」1号機を29日午前、同町の発射場から打ち上げると発表した。計画通り高度100キロに到達すれば、民間企業がほぼ独力で開発したロケットとして初めて宇宙に達することになる。

ISTの稲川貴大社長は会見で、「国主導の宇宙開発から、民間企業が宇宙に飛び出ていく大きなマイルストーン(節目)になる」と述べた。

モモは全長約10メートル、直径約50センチ。エタノールを使う液体燃料ロケットで、打ち上げ約4分後に最高高度100キロに到達。同約6分40秒後に海上に着水する。約20キロまでの機器を搭載でき、飛行中に約4分間の無重力状態を生かした科学実験などに利用できる。商業化した場合の打ち上げ費用は1機数千万円で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の観測ロケットの10分の1程度を見込む。

会見には、出資者でIST取締役の堀江貴文氏も出席。「日本はロケット大国になれる潜在能力を持っている。民間独自で打ち上げることで、この産業も盛り上がるのではないか」と述べた。

ISTは小型衛星打ち上げ用ロケットの開発にも既に着手。稲川社長は「今回の打ち上げを成功させ、人工衛星打ち上げに向けた技術蓄積の一歩になればいい」と話した。

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

  • [2017.07.07]
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