[ニュース]自民公約に首相改憲4項目=9条に自衛隊、条文は見送り
[2017.09.21] 他の言語で読む : ENGLISH |

自民党は20日、次期衆院選の政権公約に、安倍晋三首相が憲法改正について提起した9条への自衛隊明記など重点4項目を盛り込む方向で調整に入った。党憲法改正推進本部の保岡興治本部長が岸田文雄政調会長らと内容を詰めるが、党内には首相案に対する異論もあるため、具体的な条文案の記述は見送る方針だ。

推進本部は20日、党本部で全体会合を開催し、公約づくりに向けた調整を保岡氏に一任することを決めた。この後、保岡氏は公約について記者団に「6月以来、4項目を中心に議論を進めた経過も示しながら、熱意や決意をしっかり国民に伝える内容にまとめたい」と語った。

首相は9条と合わせ、緊急事態条項の創設、参院選挙区の合区解消、教育無償化−の4項目を提案。9条は1、2項を維持し、自衛隊の根拠規定を追加する考えを示している。

しかし、9条に関しては、石破茂元幹事長らが2項を削除して「国防軍」創設を明記する2012年の党改憲草案にこだわっている。具体的な条文案に踏み込めば党内が混乱しかねないことから、20日の全体会合に先立つ役員会で、公約には「今までの議論の方向性を書く」にとどめることになった。 

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

  • [2017.09.21]
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