[ニュース]月の地下に巨大空洞発見=全長50キロ、将来の基地候補地−探査機「かぐや」成果
[2017.10.19] 他の言語で読む : ENGLISH | 简体字 | ESPAÑOL | Русский |

宇宙航空研究開発機構(JAXA)などの国際共同研究チームは18日、2007年に打ち上げられた月探査機「かぐや」の観測データから、月の「マリウス丘」と呼ばれる地域の地下に全長50キロに及ぶトンネル状の巨大空洞があるのを発見したと発表した。地下空洞内は温度が安定し、放射線の影響も少ないことから、将来の探査基地の建設候補地になるという。論文は米科学誌ジオフィジカル・リサーチ・レターズに掲載された。

かぐやは07年から約1年半にわたり月を周回して膨大な科学データを収集。09年には、マリウス丘表面に直径、深さともに約50メートルの縦穴を発見した。

東海大大学院生郭哲也さんとJAXAの春山純一助教らは、かぐやが搭載していた地下探査用レーダー(LRS)の観測データを解析し、この縦穴付近の地下構造を詳しく調べた。その結果、この縦穴付近から西に向け、深さ数十〜200メートルの地下に、トンネル状の空洞が長さ約50キロにわたって延びていることが分かった。幅は数十メートルあるとみられる。

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

  • [2017.10.19]
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