[ニュース]日本ブランドへ影響懸念=日商会頭「一線越えた」−神鋼改ざん
[2017.10.20] 他の言語で読む : ENGLISH | ESPAÑOL | العربية | Русский |

神戸製鋼所のデータ改ざんや日産自動車の無資格検査の問題をめぐり、世界市場で高品質のイメージを保ってきた「メード・イン・ジャパン」ブランドへの信頼が揺らぐとの懸念が経済界で広がっている。鉄鋼業界出身の三村明夫日本商工会議所会頭は19日の記者会見で、神鋼の改ざん問題について「製造業として絶対に譲ってはいけない一線を越えた気がして誠に残念だ」と述べた。

神鋼の改ざん問題は、外国企業や欧米当局が対応に乗り出すなど国際的な広がりを見せている。

日本証券業協会の鈴木茂晴会長は同日の会見で、「神戸製鋼のように非常に大きくて有名な会社で(不祥事が)起こると、市場にも影響を及ぼす。日本企業の評判にも傷が付く」と発言。信託協会の飯盛徹夫会長は「調査と原因究明を徹底し、再発防止策をしっかり立てることが何よりも大事だ」との考えを示した。

経済同友会の小林喜光代表幹事も18日の会見で「日本のものづくりの品質、法令順守、安心・安全が音を立てて崩れつつある」と指摘。「信頼を築くのは何十年もかかるが、失うのは一瞬だ。日本の経営が劣化している」と警鐘を鳴らした。

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

  • [2017.10.20]
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