日本の自然:破壊と再生の半世紀

かつて日本は公害大国であった。大気や河川は汚染され、そこに暮らす生物は絶滅の危機に見舞われた。130カ国の環境破壊の現場を取材した環境学者の石弘之氏が、日本における環境破壊の現場を訪れ、環境再生の動きを伝える。

森林保護の系譜(下)石 弘之

現在、世界自然遺産に指定されている白神山地や屋久島でも、林業が盛んになるにつれて、荒廃の一途をたどった過去があった。こうした流れに歯止めをかけたのが、ブナ林の保護運動だった。その活動は、日本全国の人と森の関係を考える上で、大きな転機をもたらした。
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森林保護の系譜(上)石 弘之

国土の3分の2以上を森林が占める日本。樹木が身近にあったため、独特の「木と森の文明」が発達した。日本人はこれまで森林とどう付き合ってきたのか。日本における森林保護の歴史を紹介する。
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日本人の生命観(下)石 弘之

日本には、人間と関係の深い動物を供養する墓などが各地に残っている。そこには、人と動物を区分けするのではなく、同じ自然の一部として考える生命観が宿っている。
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日本人の生命観(上)石 弘之

このシリーズでは野生生物にまつわる話題を取り上げてきたが、今回は日本人が動物に対してどんな態度で接してきたのかを考察。歴史的な背景をひもとく。
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野生動物の反乱(下)石 弘之

四国や九州の山奥では絶滅したツキノワグマ。しかし、本州では人間に危害を加えるなど、深刻な社会問題となっている。そこには、「狩猟」と「保護」といった単純な二項対立を超えた、根深い人間社会の矛盾が横たわっている。
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野生動物の反乱(上)石 弘之

このシリーズでは、絶滅の危機に瀕した野鳥の復活劇を伝えてきた。しかしその一方で、保護を優先するあまりに、増えすぎた野生動物が問題となっている。今回はシカに焦点を当てる。
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野生に戻ったトキ(下)石 弘之

世界の鳥類保護の関係者の間で、絶滅の危機が心配されたトキ。環境庁は生き残ったトキを捕獲し、人工飼育に踏み切った。しかし次々と死んでいき、一羽だけが残った時に中国から朗報が届いた。野生のトキが見つかったというのだ。
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野生に戻ったトキ(上)石 弘之

2003年、最後の日本産のトキであるキンが死んだ。しかし、中国で同種のトキが再発見されたため、人工繁殖に成功。キンの死がトキの絶滅とならなかった。Nipponia nipponの学名を持つトキと日本人の関係を紹介する。
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千羽鶴となったタンチョウ(下)石 弘之

北海道は世界最多のタンチョウが暮らす生息地となったが、その一方でさまざまな問題が生じつつある。絶滅の危機は回避されたが、農業被害の苦情も寄せられるようになった。人と鶴は果たして共生できるのだろうか。
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千羽鶴となったタンチョウ(上)石 弘之

瑞鳥として親しまれているタンチョウ。かつては日本全国で見掛けることができたが、明治時代の乱獲で本州から姿を消し、絶滅が危ぶまれた。しかしタンチョウを愛する人々の保護活動によって、その生息数は33羽から1800羽へと奇跡的な回復を遂げた。
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