現代日本政治の動向

1990年代以降、日本では選挙や省庁・内閣の制度改革が行われ、政治構造が大きく変化する一方、最近では毎年のように首相が交代するなどの混乱も顕著になった。こうした現代日本政治の動向を第一線で活躍する政治学者10名が解説する。

1990年代以降の政界再編と政党システムの流動化山本 健太郎

日本政治は、1993年の自民党分裂を機に「政界再編」の時代に突入した。それから現在に至るまでの政党システムの変化を山本健太郎・北海学園大学講師が振り返る。
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選挙制度改革後の議員行動の変容濱本 真輔

衆議院の選挙制度は1994年、中選挙区制から小選挙区比例代表並立制に改革された。以後、国会議員の行動はどう変化したのか。濱本真輔・北九州市立大学講師が分析した。
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選挙制度改革後の自民党上神 貴佳

1994年の選挙制度改革を経て導入された小選挙区比例代表並立制により、自由民主党の組織や行動がどのように変化したのか。高知大学の上神貴佳准教授が検証・分析した。
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ポスト55年体制期における政策的対立構造境家 史郎

日本政治の政策的対立軸は、「55年体制」の下で保守/革新のイデオロギー対立を背景としていたが、1990年代半ばから様変わりした。この約20年間の対立軸の変化を振り返り、検証する。
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首相の役割に対する時代的要請:英国との比較にみる日本政治の課題高安 健将

ともに議院内閣制を採用する日本と英国では、首相の役割が大きくなる一方だ。首相の役割拡大に伴う日本政治の課題を英国政治との比較によって検証する。
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政策決定における首相官邸の役割牧原 出

政府の政策決定の主導権を各省庁ではなく首相官邸が握る「官邸主導」。小泉純一郎首相時代に顕著だった官邸主導の政策決定の歴史を牧原出東京大学教授が振り返る。
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近年の日本の有権者の投票行動今井 亮佑

1990年代後半から総選挙で敗北しなかった自民党は、2009年総選挙に敗北し、民主党に政権の座を譲った。政治学者の今井亮佑氏は、自民党が総選挙で敗北しなかった理由と2009年に敗北した理由を、2種類のグループの有権者の投票行動から説明できると指摘する。
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日本政治の現状と課題待鳥 聡史

1990年代以降混迷を繰り返す日本政治。2000年に入ってから、すでに8人目の総理大臣が誕生している。日本政治が機能不全に陥った要因はどこにあるのか。日本を代表する政治学者たちが現代日本政治を俯瞰するシリーズがスタート。
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