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【動画】 介護予防支援ロボット「PALRO」大人気

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「第42回 国際福祉機器展 H.C.R. 2015」が2015年10月東京ビックサイトで開催された。最も人気を集めていたのは「富士ソフト」の介護予防支援ロボットPALRO(パルロ)だった。

PALRO1台 約67万円(税別)

2015年10月7日~9日「第42回 国際福祉機器展 H.C.R. 2015」が東京ビックサイトで開催された。

最も人気を集めていたのは「富士ソフト」のブースで出展されたコミュニケーションロボットPALRO(パルロ)。「PALRO」という名称は「PAL」(友達)と「RO」(ロボット)から名づけられた。

高度な人工知能を有したヒューマノイドロボットPALROは、人の声を聞き応えるだけでなく、人の顔を認識、記憶し、PALROの方から話かけて、人間のように自然に会話をすることができる。

現在、PALROは老人ホームやデイサービスなどの「高齢者福祉施設」の介護予防支援ロボットとして導入されるケースが増えている。

価格は約67万円(税別)で全国の270ヶ所の高齢者福祉施設で導入済み。(2015年10月現在)

急速に進む高齢化社会の中で、物忘れやボケ防止、認知症の予防など高齢者福祉の問題を解決する方法の1つとして、人間の言葉を理解し、積極的に話しかけながらコミュニケーションができる介護ロボットの導入に注目が集まっている。

人とロボットが一緒に暮らす、新しいライフスタイルがより現実的になりつつある。