シリーズ Japan Timeline
Timeline for May 2016
[2016.06.01] 他の言語で読む : ENGLISH | 简体字 | 繁體字 | FRANÇAIS | ESPAÑOL | العربية | Русский |

日産と三菱自動車の資本提携、伊勢志摩サミットの開催、オバマ米大統領の広島訪問など、2016年5月の日本の出来事を振り返る。

1-7

安倍晋三首相が欧州5カ国とロシアを歴訪。主要7カ国(G7)首脳会議(伊勢志摩サミット)を前にイタリア、フランス、ベルギー、ドイツ、英国で首脳らと会談し、サミットの主要テーマとなる世界経済への対応などで協力を求めた。6日にはロシアを非公式に訪問してプーチン大統領と会談。領土問題の解決に向け「新たな発想に基づくアプローチ」で精力的に交渉する方針で一致した。

3

海外の外国為替市場で円相場が一時1ドル=105円台まで上昇し、2014年10月中旬以来約1年半ぶりの円高水準に。大型連休中で日本国内の市場参加者が少ない中、海外投資家が円を買ってドルを売る動きを強めた。

4

総務省が14歳以下の子どもの推計人口(4月1日現在)を発表。前年より15万人少ない1605万人で、比較可能な1950年以降の統計で過去最少を更新した。総人口に占める子どもの割合は前年比0.1ポイント減の12.6%で、65歳以上人口の割合(27.0%)の半分以下。

8

冨田勲さん=2000年撮影(時事)

電子音楽の第一人者で、作曲家の冨田勲さんが慢性心不全のため5日に死去したことが分かった。84歳。1970年代に渡米し、開発されたばかりのシンセサイザーを使ってクラシックの名曲を現代的な解釈を加えて発表。日本人で初めて米グラミー賞にノミネートされるなど、世界的に注目を集めた。

12

日産自動車と三菱自動車が資本業務提携することで基本合意したと発表。日産が三菱自の第三者割当増資を約2370億円で引き受けて約34%を握る筆頭株主となり、燃費データ不正問題で販売不振に陥っている三菱自を事実上傘下に収める。

日本を代表する演出家で国際的にも高く評価された蜷川幸雄(にながわ・ゆきお)さんが、東京都内の病院で死去した。80歳。日本の戯曲からシェークスピア作品など幅広い作品を手がけ、1980年代からはほぼ毎年海外公演を重ねた。2010年に文化勲章を受章。

13

東京都の舛添要一知事が、自身が代表を務めていた政治団体の政治資金をめぐる問題について記者会見し、収支報告書に私的な飲食費が計上されていたことを認めて謝罪した。辞職は否定。

14

熊本地震の発生から1カ月。これまでに発生した余震は1400回を超え、14日現在1万人以上が避難所で生活している。内閣府は23日、熊本、大分両県の被害額が住宅を中心に2.4兆~4.6兆円に上るとの試算を公表した。

天皇、皇后両陛下がお見舞いされた益城中央小の避難所=2016年5月19日、熊本県益城町(時事、代表撮影)

18

内閣府が2016年1~3月期の国内総生産(GDP)の速報値を発表。物価変動の影響を除いた実質で前期比0.4%増、年率換算では1.7%増で、2四半期ぶりのプラス成長となった。うるう年で2月が1日多かった効果もあるとみられる。

三菱自動車の相川哲郎社長が燃費データ不正問題の責任を取り、6月の株主総会で辞任すると表明。一方、スズキの鈴木修会長が記者会見し、国内で販売している軽自動車など全16車種(他社への供給分を含めると27車種)について、国の規定とは異なる方法で燃費データを測定していたと発表。燃費の改ざんはなかったと説明した。

19

沖縄県うるま市の女性会社員(20)が行方不明になっていた事件で、県警は現在米軍嘉手納基地で軍属として働く元米兵、シンザト・ケネフ・フランクリン容疑者(32)を死体遺棄容疑で逮捕。岸田文雄外相は外務省にケネディ駐日米大使を呼び、強く抗議した。

20

政府が中東の難民支援策の一環として、シリアの若者を留学生として2017年から5年間で最大150人受け入れることを決定。日本は難民の受け入れが圧倒的に少ないが、国際協力機構(JICA)の技術協力制度などを活用してシリア復興を担う人材育成を目指す。

21

東京都小金井市で、アイドルとして活動していた女子大生、冨田真由さん(20)が「ファン」の男(27)に刃物で刺され、意識不明の重体に。男は傷害容疑で逮捕された(のちに殺人未遂容疑に切り替え)。男はツイッターで、冨田さんに一方的なメッセージを再三送っていた。

23

厚生労働省が2015年の人口動態統計を発表。1人の女性が生涯に何人の子どもを産むかを推計した「合計特殊出生率」は1.46で、前年を0.04ポイント上回って2年ぶりに上昇した。出生率が1.45を超えるのは1994年以来、21年ぶり。

24

特定の人種や民族に対して差別をあおる「ヘイトスピーチ」をなくすための対策法が衆院本会議で可決・成立した。同法はヘイトスピーチを差別的言動とし、国と地方自治体に対して解消に向けた取り組みを求めている。

25

安倍首相とオバマ米大統領が三重県志摩市で会談。首相は沖縄県で起きた米軍属の男による女性死体遺棄事件について大統領に抗議するとともに、再発防止を求めた。オバマ大統領は事件について哀悼と遺憾の意を表明した。

26

東京都武蔵野市の井の頭自然文化園で飼育されていた国内最高齢のアジアゾウ「はな子」(メス、推定69歳)が老衰で死んだ。1949年にタイから上野動物園に贈られた、戦後初めて日本に来たゾウで、多くの人に愛された。

26-27

主要7カ国(G7)首脳会議(伊勢志摩サミット)が三重県で開催。首脳宣言は、世界経済が低成長に陥るリスクにG7が共同で対処する姿勢を明記。議長を務めた安倍首相は世界経済について、「危機に陥る大きなリスクに直面している」と強調した。

主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)のワーキングセッションに臨む安倍首相(手前左)、米国のオバマ大統領(同右)ら各国首脳。安倍首相から時計回りに、フランスのオランド大統領、英国のキャメロン首相、カナダのトルドー首相、欧州連合(EU)のユンケル欧州委員長、欧州連合(EU)のトゥスク大統領、イタリアのレンツィ首相、ドイツのメルケル首相=2016年5月27日午前、三重県志摩市の志摩観光ホテル(時事、代表撮影)

27

米国のオバマ大統領が、現職の大統領として初めて被爆地・広島の平和記念公園を訪問した。原爆資料館を見学し、安倍首相とともに原爆死没者慰霊碑に献花。慰霊碑前のスピーチで大統領は第2次世界大戦のすべての犠牲者に哀悼の意を表すとともに、「核なき世界」を追求すべきだと述べた。

30

安倍首相が、自民党幹部や麻生太郎副総理兼財務相、連立与党・公明党の山口那津男代表らと相次いで会談。国内主要メディアは「首相が消費税10%引き上げの再延期と、同日選見送りの意向を固めた」と報じた。

31

甘利明・前経済再生担当相を巡る現金授受問題で、東京地検特捜部はあっせん利得処罰法違反罪などで告発されていた甘利氏と元秘書2人を不起訴処分(嫌疑不十分)とした。

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