海外ニーズの高さと潜在性を実感
一般財団法人ジャパンエコー 原野 城治
[2011.11.29]

多言語サイト「nippon.com」がスタートして約2カ月が経過しました。

事前の公開プロモーションを十分に行なえなかったにもかかわらず、最初の3日間で英文を中心に約4万ビューのアクセスがあったことは予想外の好結果でした。世界的に著名なポップアーティストである村上隆氏が、偶然にもnippon.comについてツイッターでつぶやいてくれたことも大きな影響がありました。そして、何よりも日本の等身大の姿を伝えるコンテンツや日本を知るための情報に対する海外のニーズの高さ、その潜在性を実感できたことは重要なことでした。

新しい「調整の時代」の申し子

日本だけでなく、世界は新しい“調整の時代”、大きな移行期に突入しています。西欧やアラブ諸国にみる政治的閉塞感はもちろん、グローバル経済が世界各国で金融危機や財政破たんを誘発しています。さらに、東日本大震災における福島第一原発の事故は、科学万能主義的な思想や思考に大きな疑問を投げかけました。

日本も世界も大きな迷いと不安の中で、古い殻を自覚的に壊そうとしています。しかし、そのための確たる指針はありません。失敗と成功を繰り返ししていくしか方法がありません。nippon.comは、まさにそうした「調整の時代」の申し子として生まれ、新しい時代へのリード役を務めるサイトを目指します。

好評だった「お弁当」とパノラマ写真

例えば、被写体を360度の角度で見ることのできるパノラマ写真「360°」シリーズでは、京都の清水寺や最古の禅寺・建仁寺を特集しましたが、その丹念な映像作りに多くの読者から「いいね」の応援をいただいています。

お弁当を特集した「今日もランチはお弁当」は、世界各国から万遍なくアクセスがあり、特に中国語サイトでは人気コンテンツになりました。日本のお弁当の多彩さ、その発想の豊かさ、あるいは学校給食の現場で児童たちが整然と列を作って配給を受ける姿は、日本の一面をクリアに伝える結果となりました。中国の人たちには、整然と並ぶ子供の姿が極めて新鮮に映ったのかもしれません。

是非、見て、読んでください。

  • [2011.11.29]
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