日本人が、いまの中国を知るための映画5作品
東京・中国映画週間から
[2015.12.15]

日中両国でそれぞれの映画作品を紹介してきた日中映画祭は2015年に10周年を迎えた。映画好きの多いニッポンドットコムでもこれを祝って同祭の東京での中国映画週間でこれまでに上映された100本以上の中から厳選した「日本人がいまの中国を知るための映画」5作品をご紹介する。(映画祭の主催者、NPO法人日中映画祭実行委員会の耿忠(こう・ちゅう)理事長が選定)。

時がたち思い出に変わっても、心揺さぶるあの日々—。

「君といた日々」

(青春/ラブストーリー。監督:張一白、2014年、原題:匆匆那年、英語名: Fleet of Time、119分。主演:彭於晏〈エディ・ポン〉、倪女尼〈ニー・ニー〉)

北京の中学に通う陳尋(チェン・シュン)は成績優秀でイケメンの、誰からも慕われる学校の人気者。 そんな彼が、大人しく、悲しい過去を持つ転校生・方茴(ファン・フイ)を好きになる。陳の明るい性格は次第に彼女の心を開かせ、 二人は初めての恋に落ちる。この純粋な気持ち守るため、時にお互いに努力し、お互いを傷つけ合いながら成長していく。 大学生になった2人だが、それぞれの環境によって次第にすれ違い、2人の心も次第に離れていく。方は諦めきれず、 自分自身を傷つけることで、陳をも傷つけてしまう。そして遂に別れを迎える…。

10年後、30歳となった陳は記憶の中の彼女を見つめ直し、過ぎ去りし初恋の日々を取り戻そうとするが…。

成功を夢見る若者たち。実話を元にしたチャイニーズ・サクセス・ストーリー!

「アメリカン・ドリーム・イン・チャイナ」

(ヒューマンストーリー。監督:陳可辛、2013年、原題:中国合伙人、英語名: American dreams in China、112分。脚本:周智勇、張冀。主演:黄暁明〈ホァン・シャオミン〉、鄧超〈ダン・チャオ〉、佟大為〈トン・ダーウェイ〉、杜鵑〈ドゥ・ジュアン〉)

1980年代、情熱と夢を抱いた3人の青年が燕京大学で出会う。そこから彼らの30年に及ぶ夢と挫折、友情の物語が幕を開ける。代々アメリカ留学をしている名家の出身・孟暁駿(モン・シャオチュン)はアメリカで成功することを夢見ている。ロマンチストで自由主義者の王暘(ワン・ヤン)は改革開放初期のパワー溢れる時代の中で青春を謳歌していた。大学受験に2度失敗した農村の青年・成冬青(チョン・トンチン)は孟に憧れて勉学に励み彼女も出来て充実した学生生活を送っていた。そんな中、孟だけが渡米ビザの取得に成功し残りの二人は厳しい現実に失望する。その後、成は大学講師の職も失い落ち込んでいたが、王の助けもあり廃工場跡で英語教室を開校、成功の第一歩を歩み始める。アメリカで挫折し帰国した孟も加わり3人は力をあわせて教育業界での成功を収める。黄暁明、鄧超、佟大為が豪華共演したヒット作。

「男は辛いよ」中国版?

「帰省男、辛いよ」

(コメディ。監督:葉偉民、2010年。原題:人在囧途、英語タイトル Lost Journey、95分。主演:徐崢〈シュイ・ジォン〉、王宝強〈ワン・バオチャン〉、李曼〈リ・マン〉)

愛人に妻との離婚を迫られ苦境に立たされているおもちゃ会社の経営者・李成功(リ・チョンコン)と農夫・牛耿(ニウ・クン)は、春節(旧正月)帰省でたびたび同じ交通機関に乗り合わせながら故郷に帰る。途中さまざまなハプニングを経験しながら力を合わせて道を急ぐ。牛の誠実さに李は徐々に変化をみせる。故郷に着くと2人はそれぞれの生活に戻っていく…。

 

大金持ちのインターネット婚活大作戦。中国人の北海道旅行ブームに火をつけた記念碑的作品。

「狙った恋の落とし方」

(大人のラブコメディ。監督: 馮小剛、2008年、原題:非诚勿扰、英語タイトル If you are the one、128分。出演: 葛優〈クー・ヨー〉、舒淇〈スー・チー〉、胡可〈フー・クー〉)

秦奮(チン・フォン)の発明は、投資家にとんでもない高額で購入される。 一晩で大金持ちになった独身の秦は、人生の最大事である結婚の問題を 解決しようとインターネットで結婚相手の募集を始める。様々な思惑を持ち、 秦のところにやってくる女性たち。その中で秦は梁笑笑(リャン・シャオシャオ)という女性と出会い気に入るものの、 彼女には既に好きな人がいる。果たして秦奮は逆転ホームランを打てるのか?!

中年男性の夢と悲哀。中国ナンバーワン美人女優も出演

『コール・フォー・ラブ』

(ラブコメディー。監督:張建亜、2007年。原題:愛情呼叫転移、英語タイトル Call for Love、98分。出演:徐崢〈シュー・チェン〉、範氷氷〈ファン・ビンビン〉、 伊能静〈イノウ・シズカ〉、黄聖依〈ホァン・シェンイー〉ほか)

徐朗(シュー・ラン)は妻との生活に耐え切れず、離婚を申し出る。喧嘩の最中に携帯電話が壊れ、その後「天使」を自称する不思議な男から新しい携帯をもらった。何とそれはボタンを押せば目の前に異なるタイプの女性が次から次に現れる不思議な携帯だった。

写真提供=NPO法人日中映画祭実行委員会。

(日中映画祭における紹介文をベースに編集部で一部改変)

  • [2015.12.15]
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