[ニュース]熊本城に新しゃちほこ=地震で損壊、展示開始
[2017.09.01] 他の言語で読む : ENGLISH | FRANÇAIS | Русский |

昨年4月の熊本地震で被災した熊本城天守閣の新しいしゃちほこが完成し、近くの観光施設で30日から展示が始まった。

熊本城の天守閣は大小二つの天守がつながった構造。それぞれの最上部には、築城400年を記念して2008年に制作した計4体のしゃちほこがあったが、地震で落下し損壊した。

新たなしゃちほこは、損壊したものを制作した熊本県宇城市の瓦制作業者「藤本鬼瓦」が、約6カ月かけて作った。地震前と同じ形状、大きさで、大天守用が高さ119センチメートル、重さ100キログラム、小天守用が高さ86センチメートル、重さ70キログラム。

熊本城の新しいしゃちほこを披露する大西一史熊本市長と笹川陽平日本財団会長ら。出っ張った目など、ひょうきんな表情が特徴という=8月30日、熊本市中央区(時事)

観光施設「城彩苑」で開かれたお披露目会で、藤本鬼瓦の藤本康祐代表(57)は「出っ張った目など、他のしゃちほこよりもひょうきんな表情を楽しんでほしい」とあいさつ。城彩苑で衣装を借りて忍者に変身した熊本市南区の小学4年渡辺虹童君(10)は「顔は怖いけど、まゆげの部分が好き。夏休みの最後に見られて良かった」と話した。

熊本市は19年までに、天守閣を復旧させる方針。大天守用のしゃちほこは18年2月まで展示し、同3月に最上部に設置する。小天守用は19年8月まで展示する予定。

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  • [2017.09.01]
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