[ニュース]赤ちゃん、泣かないで=飛行中の兆候で早めに対処−全日空など
[2017.10.02] 他の言語で読む : ENGLISH | ESPAÑOL | Русский |

全日本空輸は1日、NTT、東レ、コンビの3社と共同で、航空機内の気圧変化で耳の痛みを感じた赤ちゃんが泣くのを抑えるためのテスト飛行を成田−宮崎間で実施した。NTTなどが開発した心拍測定装置を利用して赤ちゃんが泣く兆候を見つけ、早めに対処する。今後収集データの分析などを進め、実用化の可能性を探る方針だ。

航空機では上昇や下降の際、機内の急激な気圧変化で鼓膜が圧迫され、痛みを感じることがある。特に赤ちゃんが泣きやまなくなるケースが多く、周囲に迷惑が掛かるのを心配して航空機利用を避ける人も少なくない。全日空によると、国内線の搭乗者のうち3歳未満の乳幼児は、全体の1.6%程度にとどまっているという。

今回の実験には、NTTと東レが開発した心拍数から心身の状況を把握する装置を利用。赤ちゃんの胴体に巻き付けたセンサーが、同乗者のスマートフォンなどに「ぐずぐず」といった泣く前の兆候を伝える。同乗者は、コンビのマグストローで飲み物を飲ませたりして「耳抜き」を急ぎ、赤ちゃんが泣きだすのを抑える。

テスト飛行には、赤ちゃんがいる4社とグループ会社の社員の34家族が参加。全日空によると、飛行中に泣く子もいたがデータは順調に取れたといい、今後も実用化に向けた開発を続ける考え。

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

  • [2017.10.02]
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