[ニュース]オスプレイの飛行停止要請=在日米軍司令官に防衛相-沖縄東海岸沖で不時着
[2016.12.14] 他の言語で読む : ENGLISH |

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属の海兵隊の新型輸送機MV22オスプレイ1機が13日午後9時半ごろ、沖縄本島東海岸沖の浅瀬に不時着した。現場は名護市の東約1キロの沖合で、乗員5人全員が米軍ヘリに救助された。県警によると、このうち2人が負傷し、米海軍病院に搬送された。

日本国内でのオスプレイの重大事故は初めて。稲田朋美防衛相は14日未明、在日米軍のマルティネス司令官に原因究明や情報提供とともに、安全が確認されるまでオスプレイの飛行停止を申し入れた。

在沖米海兵隊は「事故調査を開始した。調査が終了するまで原因に関する情報はない」としている。

オスプレイは岩国基地(山口県岩国市)や米軍キャンプ富士(静岡県御殿場市)など本土にも飛来。2017年には横田基地(東京)に低空飛行訓練などを行う米空軍の特殊作戦用のCV22オスプレイが配備される予定で、本土でも安全性に対する懸念が高まりそうだ。

普天間飛行場のオスプレイは12年10月から順次配備され、現在24機態勢。陸上自衛隊も導入を決め、佐賀空港(佐賀市)への配備計画が進められている。

MV22オスプレイをめぐっては15年5月にハワイで着陸失敗事故を起こし、2人が死亡。12年4月にはモロッコで墜落し、2人が死亡した。

原因究明・再発防止に努力=オスプレイ不時着-米 国防総省

【ワシントン時事】米国防総省のデービス報道部長は13日(現地時間)、省内で記者団に対し、米海兵隊の新型輸送機MV22オスプレイが沖縄本島東海岸の浅瀬に不時着したことについて「正式な調査を行う。原因を徹底的に調べ、再び同じことが起きないようにする」と述べ、原因究明と再発防止に努める考えを示した。

報道部長によると、現場は米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先となる米軍キャンプ・シュワブ(沖縄県名護市など)の沖合。不時着を受けてオスプレイ配備に対する住民の不安が強まる可能性があるが、報道部長は「オスプレイの能力は重要だ。日本と地域の安全に貢献している」と強調した。

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

  • [2016.12.14]
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