[ニュース]安倍首相「自由世界で指導力を」=トランプ米大統領との仲介に意欲
[2017.02.14] 他の言語で読む : ENGLISH |

安倍晋三首相は14日午前の衆院予算委員会で、トランプ米大統領との先の首脳会談に関し「自由世界のリーダーとして役割を果たしてもらわなければ、世界は混乱し不確実性は一層増していく。その役割を果たしていくことを期待しているし、私も協力する」と、トランプ氏に指導力を発揮するよう求めたことを明らかにした。自民党の大野敬太郎氏への答弁。

トランプ氏が「米国第一」を掲げ、内向きの姿勢が目立つことを踏まえた対応だ。首相は会談について多くの外国首脳から照会を受けていると明かし、「トランプ氏や米新政権にさまざまな不安を持っている国々に対し、大統領の考えを伝え、彼らの不安も大統領に伝えていきたい」と仲介に意欲を表明。3月にドイツで開かれるIT関連見本市に出席し、メルケル首相に説明する意向も示した。民進党の前原誠司氏らへの答弁。

米国の日本防衛義務を定めた安全保障条約第5条が沖縄県・尖閣諸島に適用されると共同声明に初めて明記したことに関しては、「今後はいちいち再確認する必要がなくなった」と指摘した。自民党の武藤容治氏への答弁。

トランプ氏が志向する2国間通商交渉に関し、首相は「日米自由貿易協定(FTA)について具体的要請はなかった」とした上で、「2国間FTAを恐れているわけではない。日本の国益になるなら良いし、国益にならないなら進めない」と述べた。為替について同氏に「首脳間が口角泡を飛ばす問題ではない。むしろ悪い影響が出る場合の方が多い」と伝え、財務当局間の議論に委ねるよう提案したと説明した。公明党の岡本三成氏らへの答弁。

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

  • [2017.02.14]
関連記事
その他のコラム

ピックアップ動画

最新の特集

バナーエリア2
  • nippon.comコラム
  • in the news
  • シンポジウム報告