[ニュース]南シナ海問題「深く懸念」=ASEANに結束求める−河野外相
[2017.08.07] 他の言語で読む : ENGLISH |

【マニラ時事】日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)の外相会議が6日午後、マニラ市内で開かれた。河野太郎外相はこの中で、中国が人工島造成や軍事拠点化を進める南シナ海問題について「深く懸念する。非軍事化の必要性を訴えていく」と述べ、ASEAN各国に結束を求めた。

日本は南シナ海問題で、中国の領有権主張を退けた昨年7月の仲裁裁判所の判決の誠実な履行を当事国に求めている。ASEAN域内には、判決を無視している中国寄りの姿勢を示す国もあるため、河野氏は日本の考え方を説明し、平和的解決に向けた協力を促した。

南シナ海問題をめぐっては、中国とASEAN外相が6日、南シナ海の紛争防止に向けた「行動規範」(COC)の枠組みを承認した。河野氏は会議で「法的拘束力があり、実効的なCOCが早期に策定されることを期待する」と指摘した。

大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射した北朝鮮問題については、「北朝鮮が非核化に向けた具体的行動を示すよう実効的な圧力を強化する必要がある」と述べ、国連安保理決議の厳格な履行が必要だと強調した。

河野氏はまた、ASEAN共同体のさらなる統合を支援するため、技術協力協定の締結交渉を開始するよう提案し、各国の同意を得た。国際協力機構(JICA)の専門家派遣などによる支援を目指す。

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

  • [2017.08.07]
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