[ニュース]民進新代表に前原氏=枝野氏に勝利、党再建担う
[2017.09.01] 他の言語で読む : ENGLISH |

民進党は1日、代表選のための臨時党大会を東京都内のホテルで開き、前原誠司元外相(55)が枝野幸男元官房長官(53)を破り、新代表に選出された。秋の臨時国会や10月の衆院3補欠選挙に向け、直ちに執行部人事に着手。党運営の要となる幹事長ポストが焦点だ。低迷が続く党勢を回復し、「非自民」の受け皿になれるかが最大の課題となる。

代表選の有権者は、国会議員と国政選挙の公認候補予定者、地方議員、党員・サポーター。それぞれの投票を総計851のポイントに換算した結果、前原氏502ポイント、枝野氏332ポイント、無効17ポイントだった。

前原氏は旧民主党時代の2005年9月~06年4月に代表を務め、政党のトップは2回目。任期は19年9月末までの2年間。

前原氏は代表選出後にあいさつし、「新たな選択肢を示し、国民に対する使命を果たす」と決意を表明。「自民1強」の現状や小池百合子東京都知事に近い勢力による新党結成の動きに触れて「自民党しか選ぶものがない、まだ形の分からない何かに対する期待が集まっている、こんな危うい政治状況はわれわれの力で変えていかなければならない」と強調、挙党態勢の確立も訴えた。

この後、前原氏は記者会見に臨み、幹事長などの執行部人事について「来週の早い時期に両院議員総会を開いて決める」と説明。枝野氏の処遇に関しては「どういうポジションか考えてないが、党運営に関わってほしい」と述べた。

幹事長には枝野氏や、前原陣営の選対本部長を務めた大島敦元総務副大臣、玄葉光一郎元外相、若手の山尾志桜里衆院議員らが取り沙汰されている。

代表選で前原氏は、次期衆院選での共産党との共闘見直しを主張。小池氏に近い若狭勝衆院議員らとの連携に含みを持たせ、民進党を軸とした野党再編も視野に入れている。

今回の代表選は、7月の東京都議選惨敗を受け、蓮舫氏が代表辞任を表明したことに伴う。旧民主党時代を含め、12年12月の野党転落後の代表は、海江田万里、岡田克也、蓮舫の各氏に続いて前原氏で4人目。 

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

  • [2017.09.01]
この記事につけられたタグ:
関連記事
その他のコラム

ピックアップ動画

最新の特集

バナーエリア2
  • nippon.comコラム
  • in the news
  • シンポジウム報告