[ニュース]北朝鮮へ抗議、制裁強化図る=政府-安倍首相「断じて容認できぬ」
[2017.09.04] 他の言語で読む : ENGLISH | ESPAÑOL | Русский |

政府は3日、北朝鮮の6回目の核実験強行を強く非難し、在北京大使館を通じて抗議した。安倍晋三首相は首相官邸で記者団に「断じて容認できない」と表明。首相は同日夜、米国のトランプ、ロシアのプーチン両大統領と相次いで電話会談し、国連安全保障理事会での制裁を強化した新決議採択に向け、対応を協議した。

日米首脳は、国際社会の強い決意を北朝鮮に示し、強い圧力をかけなければならないとの認識で一致した。トランプ氏は「今回の暴挙は見過ごすことができない」と批判。首相も「許されざる暴挙だ」と応じた。

核実験前の電話会談でも、韓国を含めた3カ国による圧力強化で一致。安保理での新決議採択に向け、制裁強化に慎重な中国、ロシアへの働き掛けを強めることを確認した。今月下旬に国連総会に合わせ、米ニューヨークで会談することでも合意した。1日に2回の電話協議は異例だ。

日ロ首脳間では、北朝鮮の核実験が深刻な脅威であるとの現状認識を共有し、緊密に連携することで一致した。首相はプーチン氏に対し、「新たな強力な安保理決議が不可欠だ」と伝え、国連安保理での協力を要請した。

首相は核実験を受け、「わが国の安全に対する、より重大かつ差し迫った、新たな段階の脅威だ」との声明を発表した。記者団には「国際社会と連携して断固たる対応を取る。世界の平和を守るために国連の強い意思を示さなければならない」と語った。

菅義偉官房長官は記者会見で、気象庁がマグニチュード6.1と推定した今回の核実験が「過去と比較してはるかに大きかった」と指摘。北朝鮮が発表した水爆実験だった可能性も「否定できない」と語った。安保理に緊急会合開催を要請したと説明し、制裁強化については「石油の取引規制を含め、さまざまなことが選択肢になる」と述べ、中国、ロシアに建設的な対応を求めた。

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

  • [2017.09.04]
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