[ニュース]オバマ米大統領から礼状=二重被爆、記録映画監督らに−長崎
[2016.12.12] 他の言語で読む : ENGLISH |

広島と長崎で被爆した「二重被爆者」の故山口彊(やまぐち・つとむ)さんの記録映画を制作した稲塚秀孝監督(66)と山口さんの長女山崎年子さん(68)は9日、長崎市内で記者会見し、今年5月に在日米大使館を通じて手紙と記録映画のDVDをオバマ大統領に贈ったことに対し、大統領から礼状が届いたことを明らかにした。

稲塚監督は現職の米大統領としてオバマ氏が5月に初めて被爆地広島を訪れることを知り、贈ったという。

礼状は11月27日に届いた。オバマ氏は「核なき世界を目指す自分の強い気持ちを再確認するために、広島を訪問した」と強調。「さらに多くの人々が、歴史を理解し思いやりの心を忘れない限り、より明るい未来、より平和な未来が来ると確信する」などと記した。

稲塚監督は「山口さんは生前、(核兵器なき世界を唱えた)オバマ氏のプラハ演説を聞き、手紙を出していた。今回の手紙は、山口さんに送られたものと考えている」と話した。山崎さんも「父はプラハ演説を聞いた時、核兵器廃絶を望む自分らと同じだと感動していた。今回、返事が来るとは考えてもいなかった」と驚いた様子で話した。

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

  • [2016.12.12]
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