[ニュース]「復興イチゴ」でギネス認定=1100人一斉に収穫−宮城・亘理町
[2017.03.06] 他の言語で読む : ENGLISH | العربية | Русский |

東日本大震災で被災したイチゴ産業の復興を後押ししようと、宮城県亘理町で5日、イチゴを一斉に収穫する人数のギネス世界記録に挑む催しがあった。震災後に整備されたハウスで栽培した同県のオリジナル品種「もういっこ」を、1141人で摘み取り、新記録が誕生した。

亘理町と隣接する山元町は東北一のイチゴ産地だったが、震災の津波で農地の95%が被災。両町には国の支援で2013年に計191棟のハウス団地が整備され、本格的な出荷を再開した。

催しは亘理町が主催。ハウス団地の1棟が会場となり、町内外からの参加者で埋め尽くされた。ギネスの公式認定員による審査の結果、1141人の世界記録が認定された。

亘理町では250戸あった農家のほとんどが被災し、現在はハウス団地も含め170戸がイチゴ栽培を続けている。4000平方メートルの農地全てが津波で浸水し、ハウス団地で栽培を再開した菊地優さん(76)も記録達成を見守った。海水の塩害で栽培方法が変わり、慣れるまで苦労したというが、「ハウス団地に入ってよかった。イチゴ栽培だけで生活していける安心感をみんな感じている」と話した。

仙台市から子供連れで参加した三橋春奈さん(34)は「甘くておいしい」と笑顔。震災前から亘理町でイチゴ狩りをしていたといい、「参加することで町おこしに貢献できるかな」と話した。

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東日本大震災後に被災したイチゴ産業の復興を後押ししようと、宮城県亘理町で震災後に整備されたハウスで、イチゴを一斉に収穫する人数のギネス世界記録に挑む催しが開かれた。会場のハウスは町内外からの参加者で埋め尽くされ、審査の結果、「1141人」の世界記録が認定された=5日、同町(時事)

  • [2017.03.06]
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