[ニュース]今夏「デゴイチ」復活目指す=鉄道公園、町と企業連携−和歌山・有田川
[2017.05.27] 他の言語で読む : ENGLISH | Русский |

和歌山県有田川町が管理・運営する「有田川鉄道公園」(同町徳田)で、「デゴイチ」の愛称で知られるD51形蒸気機関車を復活させようと、町と企業が連携し、車体の整備が進められている。

車両は1943年製造のD51の827号機。46年から主に愛知−岐阜間で貨物列車をけん引し、73年に引退した。愛知県の個人が所有していたが、鉄道車両の輸送などを行う運送会社「アチハ」(大阪市)が購入。保管場所として有田川町が公園の線路や施設を提供した。

車両は機関車(約78トン)と石炭などを積む炭水車(約22トン)から成る。機関車は今月18日に三つに分解された状態で、有田川鉄道公園に運び込まれた。アチハが組み立て整備し、今夏をめどに石炭や火を用いない「圧縮空気方式」で動くようにする。

復活後は公園内の全長約400メートルの線路で走らせるほか、家族向けの運転体験も計画されている。同社は公園外への機関車のリースも検討している。

町商工観光課は「デゴイチが走れば公園の知名度が上がり、より多くのお客さんに集まってもらえるのでは」と力強い復活走行を期待している。

有田川鉄道公園に搬入される蒸気機関車「D51」=2017年4月18日、和歌山県有田川町[同町提供](時事)

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

  • [2017.05.27]
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