[ニュース]食料自給率、38%に下落=過去2番目の低水準−政府目標、達成困難に
[2017.08.10] 他の言語で読む : ENGLISH | العربية | Русский |

農林水産省は9日、2016年度の食料自給率(カロリーベース)が前年度比1ポイント下落の38%だったと発表した。天候不良で深刻な米不足となった1993年度(37%)に次ぐ過去2番目の低水準。コメの消費減少が続いた上、台風被害を受けた北海道で小麦などの生産量が大幅に減ったことが響いた。

食料自給率は、日本国内で消費される食料を国内生産でどの程度賄えるかを示す指標。政府は25年度に45%まで自給率を引き上げる目標を掲げているが、達成は困難な情勢だ。

国民の食生活が欧米化し、肉類の需要が増える一方、自給率が高いコメの消費量は減少の一途だ。国民1人当たりの16年度の年間コメ消費量は前年度比0.2キロ減の54.4キロと50年前の半分以下となった。これに対し、肉類の消費量は0.9キロ増の31.6キロだった。

生産額ベースの自給率は前年度比2ポイント増の68%。生産量の減少で国産牛肉の価格が上昇したことが押し上げ要因となった。野菜や果物は輸入額が減り、国内生産額が上昇した。

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

  • [2017.08.10]
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