[ニュース]残業80時間超、全体の6.6%=トラック運送会社−過労死白書
[2017.10.06] 他の言語で読む : ENGLISH | Русский |

政府は6日、2017年版の「過労死等防止対策白書」を閣議決定した。長時間労働の常態化が問題視されているトラック運転手について、平均的な社員の1カ月の残業時間が「過労死ライン」とされる80時間を超えると答えた企業は6.6%に上った。荷主の都合による待ち時間発生が残業の最大の理由で、取引環境の改善を訴えている。

厚生労働省は昨年12月から今年2月にかけ、過労死の発生が多いとされるさまざまな運送業4000社を対象に調査。760社(うちトラック業は72.0%)、運転手4678人から回答を得た。

トラック運転手に時間外労働が発生する理由として、企業の52.1%が「取引先都合による待ち時間」と回答。運転手への調査でも荷主都合の理由が25.1%に上った。

厚労省は、トラック業界を対象に労働時間削減に向けた指針を18年度に策定する予定。今回の調査で、企業の約半数が荷主の理解不足が過重労働防止の支障になっていると答えており、指針を先取りした現場での対応が求められそうだ。

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

  • [2017.10.06]
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