【Photos】大曲の花火 花火の世界最高峰

泉谷 玄作 (撮影)【Profile】

[2013.09.19] 他の言語で読む : ENGLISH | 简体字 | 繁體字 | FRANÇAIS | ESPAÑOL | العربية |
毎年、夏を中心に日本全国で約500の花火大会が開催される。中でも秋田県大仙市の「全国花火競技大会 大曲の花火」は、日本最大の花火大会として有名だ。花火を追い続ける写真家が捉えたその美学を紹介する。

秋田県大仙市「全国花火競技大会 大曲の花火」は、日本の「全国花火競技大会」の中で茨城県土浦市「土浦全国花火競技大会」と双璧をなす二大花火競技大会の一つといわれている。

この大会は、「創造花火」の発祥地としても知られる。「創造花火」とは、花火が円(まる)くなくても良いとした考えに基づいて開発された、形にこだわらない新しい花火で、この競技部門はここで生まれた。また、「昼花火」の競技部門も大曲でしかみられないものだ。

「ワイドスターマイン(速射連発)」に、日本で初めて音楽を採り入れて演出したのも大曲だった。花火大会が終わりを告げると観覧者がペンライトを振り、川岸にいる花火師もライトを振る情感溢れる景色も20年前に大曲から始まり、いまや全国各地でみられるようになった。

しかし、日本の花火大会とは面白いもので、これぞ日本一といわれる特徴を持った花火大会が、全国に数多く存在している。それだけ日本の花火は懐が深く、全国各地で切磋琢磨(せっさたくま)するから、毎年、どんな花火に出会えるかと思うだけでもうワクワクしてしまうのだ。

撮影と文=泉谷 玄作

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世界を魅了する大曲の花火

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  • [2013.09.19]

写真家。1959年 秋田県に生まれる。花火の撮影をライフワークとする。現代作家、蔡國強(Cai Guo-Qiang)氏の依頼で、2002年MoMA(ニューヨーク近代美術館)主催の「動く虹」の花火や、2003年ニューヨークセントラルパーク150周年記念の「空の光輪」の花火などを撮影。著書に、『心の惑星-光の国の物語』(クレオ)、『花火の図鑑』(ポプラ社)、『花火の大図鑑』日本煙火協会/監修 (PHP研究所)、『日本の花火はなぜ世界一なのか?』(講談社+α新書)など、花火に関するもの多数。

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