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台湾
日台交流の深化——地方議会レベルの横断組織、一方では課題も酒井 亨

日本と台湾では、地方の官民によるさまざまな交流が増えている。鉄道や温泉の姉妹提携をはじめ、高齢者団体、住民組織同士の交流もある。 これは、主に台湾側が仕掛けたものだ。2004年に台湾人の日本への観光ビザの免除以降、それまで東京、関西、北海道が主な立ち回り先であったのが、農村部を含む日本の各地が訪問対象となった。 筆者自身も10年前に台湾人の友人から、鳥取の三朝温泉がどのようなところかを…
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知られざる「チョウ大国」——世界が注目する台湾の自然生態片倉 佳史

台湾は世界に名だたる「チョウの王国」である。面積こそ日本の10分の1程度にすぎないが、そこには400種を超えるチョウが生息している。ちなみに、日本は約250種、イギリスはわずか70種あまりであることを考えると、その多さがよくわかる。また、生息密度は世界トップレベルと言われている。 台湾に生息する400種のうち、約40種が台湾の固有種である。台湾では愛好家や研究者以外、こうした事実を知る人…
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キョンシーから台湾妖怪まで——日本人視点で読み解く台湾ホラー映画ブーム栖来 ひかり

鬼月と呼ばれる旧暦の7月に合わせてホラー映画が多く公開される台湾では、これまで海外の作品が中心だった。しかし昨年、台湾製のホラー映画『紅衣小女孩』(赤い服の少女)が登場して大ヒットを飛ばし、今年も続編の『紅衣小女孩2』が公開された。現在、興行成績では1億台湾元(1元約3.7円)を突破し、2017年の台湾映画最大のヒットとなった。普段はホラーを避けている私も、恐る恐る映画館に足を運んだ。 昨今…
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台南で3千人の日本人をもてなした檳榔おじさんが語る「日台友好」の心マルヤン

2年ほど前に初めて日本の作家・一青妙さんに会った際、本当に変わった女性だと思った。その質問の細かさと言ったら、まるで重箱の隅をつつくようで納得するまでやめようとしない。とにかく探求心に満ちた人なのだ。その後、私はあまりのしつこさに耐え切れず、旅行に来たのか、それともフィールドワークに来たのか、なぜ台南にそこまで興味を持つのか、思わず聞いてしまった。 「旅行に関する本を書きたい」。彼女は私にそ…
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日本で蔡英文本が売れるわけ前原 志保

日本では今、広い意味での台湾本ブームが起きている。さまざまな雑誌で日々、台湾特集が組まれ、大型書店の旅行関連書籍コーナーには、台湾旅行のガイドブックに比較的広いスペースが確保されている。 そんな中、総統就任式の2016年5月20日、そして17年1月に2冊の蔡英文本が日本で出版された。台湾と発売順序が異なるが、蔡英文氏の著書『蔡英文 新時代の台湾へ(英派 點亮台灣的這一哩路)』と『蔡英文自伝:…
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ついのすみかの探し方——ある香港人の場合平野 久美子

この春、香港の旧友と台北で久しぶりに再会した。友人の名前を、仮にJとしておこう。彼女はニューヨークで学生時代を送り、欧米各国で仕事をし、一時は米国の市民権まで手に入れようと考えていたキャリアウーマンだが、ここ数年、1年の半分を台湾で過ごしている。流ちょうな中国語普通語を話す彼女は、すでに台北の街に溶け込んでいた。それにしても「なぜ台湾?」 香港は、現在でも年間約7000人が海外移住をする…
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台湾社会はCP信仰から脱却せよ野崎 孝男

先月、フェイスブック上のインターネット媒体で、台湾の低賃金とCP(コストパフォーマンス)値の関連について話したインタビューが放送後1週間で瞬く間に150万ビューに達し、シェアは1万3000を超えた。小さく誕生したばかりの媒体だったので、これほどの大騒ぎになるとは想像もつかなかったが、それだけ台湾人にとって関心が高いテーマだったのだろう。放送後に寄せられたメッセージの中には、「勇気ある発言」「よく言…
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「私は日本人であり、台湾人でもある」真ん中で生きるということ——芥川賞候補作家・温又柔の告白野嶋 剛

台湾文化センター(東京・虎ノ門)で8月10日、作家・温又柔さんの講演が行われ、会場は100人の聴衆で埋め尽くされた。温さんは芥川賞候補となった新作『真ん中の子どもたち』の創作への思いや、台湾生まれ、日本育ちとして日本語の文学を書く作家となった心の変遷、普段われわれが気づかない「日本人」や「日本語」という固定観念に対する違和感を存分に語り、「日本語とは何か」「日本人とは何か」といった本質的な問題を、…
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台湾行政院長交代を読み解く小笠原 欣幸

台湾の蔡英文総統が行政院長(首相)交代に動いた。昨年5月の政権発足時から務めてきた林全が退任し、頼清徳台南市長が新しい行政院長に就任した。この背景と意図を読み解いてみたい。 台湾のテレビ局TVBSの8月の世論調査では、蔡総統の満足度は24%、林行政院長の満足度は18%であった。野党国民党の党勢が低迷しているので政権の危機には至っていないが、このまま満足度の低迷が続けば改革の推進が難しくなり、…
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「豊年祭」が結ぶ台湾と沖縄・八重山の絆松田 良孝

「豊年祭」(収穫祭)という祭りが沖縄県八重山地方と台湾にある。どちらも7~8月に行われる夏の風物詩で、豊かな実りを感謝・祈願する伝統的な祭祀(さいし)だ。呼び名もそっくりで、奉納する収穫物にも共通項があるが、その関係性については解明されていない。黒潮を挟んで向かい合う二つのエリアに足を運び、祭りを見ながらつながりの痕跡を探してみた。キーワードは「穀物」である。 ざるにアワ束を入れ、頭に載せ…
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