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香港
ついのすみかの探し方——ある香港人の場合平野 久美子

この春、香港の旧友と台北で久しぶりに再会した。友人の名前を、仮にJとしておこう。彼女はニューヨークで学生時代を送り、欧米各国で仕事をし、一時は米国の市民権まで手に入れようと考えていたキャリアウーマンだが、ここ数年、1年の半分を台湾で過ごしている。流ちょうな中国語普通語を話す彼女は、すでに台北の街に溶け込んでいた。それにしても「なぜ台湾?」 香港は、現在でも年間約7000人が海外移住をする…
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香港の「脱政治化」は可能か?:新行政長官の難しい挑戦倉田 徹

2017年7月1日、香港は中国返還から20年を迎えた。日本でも多くのメディアで、この機に香港のこれまでを振り返る大型の特集報道が行われたが、香港にとっては、この日は過去を振り返る以上に、新しい政治の幕開けを意味する日であった。林鄭月娥(りんてい・げつが)氏が4代目の行政長官にこの日就任し、高官人事が一新されたからである。新長官に任された今後5年の香港政治は、どのような展開になるであろうか。 …
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立法会選挙と香港の未来倉田 徹 /野嶋 剛

香港立法会選挙を9月4日に控え、争点が選挙そのものの妥当性に変わった。今後、街頭政治が再燃しかねない状況で、倉田徹氏は、根本解決には香港統治の原点回帰しかないと考える。
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香港の「台湾化」はどこまで進むのか野嶋 剛

その昔、といっても、5年ほど前ぐらいまで、私の印象では、香港の人は総じて、台湾のことを見下していた。台湾は田舎だ。政治が乱れている。経済もダメ。香港の人たちから、そんな悪口をよく聞かされた。私が台湾で新聞社の特派員でいることについても、香港メディアの同業者から「台湾のニュースなんて取材する意味ないよ」などと言われたこともあった。人は嫌われたら、普通は嫌いになるもので、台湾の人も香港が嫌いだった。香…
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テレサ・テン没20年。今も変わらぬ「アジアの歌姫」人気平野 久美子

80年代に日本でも数々のヒット曲を生んで人気を博した「アジアの歌姫」テレサ・テン(鄧麗君)が、タイのリゾート地チェンマイで喘息発作のために急逝してから2015年5月で20年が経った。相変わらず彼女のヒットソングはカラオケリクエストの上位にランクしており、没後に日本で発売されたCDやDVDの売上総数は300万枚に近づいている。日本人にこれほどいつまでも愛されている外国人歌手は珍しい。その抜群の歌…
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「国家の安全」の論理と「民主・自由」―中国の香港への目線川島 真

2014年、香港での「雨傘革命」がメディアを賑わせた。これは、香港の民意を政治や行政により直接的に反映させることを求める人々による運動であった。具体的には2017年に行われる行政長官選挙をどのように実施するのかということであり、中国政府は候補者の選定に制限を加えようとし、運動側はそれに反発した。 中国の「一国二制度」の下にある香港は、高度の自治を認められていたはずであるが、ここにきて民主…
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「中国式」vs「世界標準」—国際政治の最前線としての香港民主化問題倉田 徹

2017年の行政長官選挙をめぐり、香港の民主化を求めるデモ隊の動向が世界の注目を集めている。“落としどころ”が見えず、長期化の可能性もある中国政府と民主派の対立。筆者はこれを「新冷戦」の最前線だと指摘する。
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儒教観に対する日中韓の違い王 敏

一言で言えば、中国、韓国の二国と日本は、儒教に関する立ち位置が異なっている。相対的に見れば、中韓文化は共通して儒教を古典的倫理観の核心としているが、日本文化においては、儒教は最も重要な核心にはなっていない。儒教を人生観、生活観、幸福感、世界観に加えて、生活の知恵としても基準にしてきた中国と韓国に対し、日本では儒教というより「思いやり」などといった価値観が顕著に表れている。 儒教への関わりは、…
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