特集 「いざ、日本の祭りへ」(1) 三社祭と浅草ガイド
【動画】浅草サンバカーニバルはエンタメの玉手箱
[2015.08.17] 他の言語で読む : ENGLISH | 简体字 | 繁體字 | FRANÇAIS | ESPAÑOL | العربية | Русский |

なぜ、浅草でサンバなのかはともかく、浅草の風物詩として定着している。「浅草サンバカーニバル」は2014年も50万人もの観光客を集めて大盛況。参加は18チーム約4,000人。日本人はやっぱり踊り好きだ。

アジア最大級の夏の祭典「浅草サンバカーニバル」が今年も8月29日に開催される。実に34回目。地元出身の喜劇役者・伴淳三郎が発案したともいわれている。

昨年、8月23日の様子を紹介しよう。はっきりしない空模様だったが、開始時間が近づくと雨も上がり、サンバにふさわしい太陽が顔をのぞかせた。いよいよサンバカーニバルがスタート。豪華な衣装を身にまとったダンサーたちが次々と現れると50万人もの見物客から歓声がわき起こった。

“新しもの好き”の浅草っ子ならではのカーニバル

そもそも、あまたの老舗が軒を連ね江戸情緒たっぷりの浅草が、一見場違いなサンバカーニバルをやりだしたのも、浅草には新しもの好きという顔があるからだ。

日本初の映画専門館「電気館」がオープンしたのが浅草。ほかにも日本で初めてエレベーターが設置された12階建ての塔「凌雲閣」や日本初の私設水族館……浅草は東京随一の歓楽街として新しいエンターテインメントに出会える街だった。

サンバカーニバルの魅力もダンスだけではない。チームごとにテーマを決め、音楽から衣装、山車(だし)、ダンス、パフォーマンスと細部にいたるまで趣向を凝らす。まさにエンターテインメントの玉手箱。新しいことを楽しむのが大好きな浅草っ子の心意気がしっかりと受け継がれた浅草らしいお祭りなのだ。

撮影=山田 愼二

それぞれのチームがテーマに合わせた衣装を手作り

 

コンテストでは山車(だし)も審査の対象になる

 

和をテーマにしたパフォーマンスが観客を魅了した

 

カーニバルの華はなんといっても情熱的な踊りだ

この記事につけられたタグ:
  • [2015.08.17]
関連記事
この特集の他の記事
  • 【動画】神輿の競演! 浅草三社祭祭りをこよなく愛する江戸っ子たち。毎年、東京では数多くの祭りが開催されるが、中でも祭り好きを熱狂させるのが浅草の三社祭だ。100を超える神輿が集結する勇壮な祭りの様子を動画でお届けしよう。
  • “三社祭”物語: 駒形町会の「1年で一番短い40分」2012年5月17日〜20日、三社祭が2年ぶりに開催された。180万人を超える観客が見守る中、1年をかけて積み重ねてきた男たちのエネルギーが爆発した。氏子のひとつ、駒形町会に密着、祭りの中で繰り広げられた物語をレポート。
  • 氏子、宮頭、宮出し……9つのキーワードで見る三社祭2012三社祭を9つのキーワードで見ると、祭りの楽しみ方が違ってくる。浅草に生まれ育った氏子の心境、浅草に魅了されて移り住んだ人の想い、神輿を復活させ継承する技、本社神輿を陰で支える人の想いなど。そこに見えるのはただ一つ「祭りをいいものにしたい」。三社祭はそんな一人ひとりが物語の「主人公」なのだ。
  • 三社祭を読み解く:お寺、神社、そして祭りの不思議な縁(えにし)700年もの伝統を誇る、浅草の初夏を彩る三社祭。今では浅草神社が執り行う祭礼だが、起源は浅草寺とも深く関わっている。寺(仏)と神社(神)にまつわる三社祭の成り立ちをひもといてみると、浅草の土地との不思議な縁(えにし)が見えてくる。
  • 祭りには日本の「生きる力」が詰まっている日本全国の“お祭り”の数は、10万とも30万ともいわれる。どんな種類の祭りがあり、その衣装やかけ声にはどのようなものがあるのか。祭り評論家の山本哲也氏が祭りの裏と表を語り、楽しむコツを伝授する。

ピックアップ動画

最新の特集

バナーエリア2
  • nippon.comコラム
  • in the news
  • シンポジウム報告