「いざ、日本の祭りへ」(5)さっぽろ雪まつり

【動画】アジア最大の雪と氷の祭典「さっぽろ雪まつり」

文化

第65回さっぽろ雪まつりの見どころを動画でお届けします。

雪氷像は約200体、過去最高の来場者240万人超

雪と氷の祭典「さっぽろ雪まつり」は今年で65回目。1950年に地元の中・高校生が大通公園の雪捨て場で、6つの雪像を作ったのが始まり。約1.5kmにわたる大通公園には真っ白い雪と透き通る氷の作品群が別世界を作り出した。その数は大型雪像5基を含め、198基の雪氷像にのぼった。

2014年2月5日~11日の一週間の来場者は前年より3万5000人余り多い240万2000人と過去最大を記録。同時に開催された「第41回国際雪像コンクール」には、海外8カ国から計9チーム参加し雪像作りの腕を競った。

毎年大好評の「北海道 食の広場」では、道内各地を代表する“食”が一同に集結。

いかポッポ焼きや紋別の本ずわい甲羅(こうら)盛り、もつそばなど、地元民にも人気の各店には大行列ができていた。

夜間にはライトアップもされ、幻想的なライティングで昼間とは一変した光景に。

3会場で同時開催された「プロジェクションマッピング」は、雪像に色彩豊かな映像を映し出す大スペクタクル。幻想的な“火の鳥”や、鮮やかに疾走する競走馬、3Dで色や形状が変わる外国車などが雪像に映し出されると、その雄大さに観客からは歓声が上がっていた。

取材協力・写真提供/さっぽろ雪まつり実行委員会

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