サイト主宰者から

日本の復興と国際社会のために

一般財団法人ニッポンドットコム 代表理事・原野 城治

Webサイト立ち上げの決意

今般の東日本大震災で亡くなられた多くの方のご冥福をお祈りするとともに、被災し将来の生活に大きな不安を抱えた方々に心よりお見舞いを申し上げます。

私たち、一般財団法人ニッポンドットコム(当時名称ジャパンエコー)は、こうした事態の中、大震災や原発事故により未曾有の危機に直面する日本の現状、これからの課題などについて英、中、日3カ国語で発信するサイト「OPINION 3/11」(当時名称「JAPANECHO.net」)を日本財団の支援を受けて急きょ立ち上げることにしました。

東日本大震災は、まさに戦後最大の出来事であり、21世紀の日本の在り方を根本的に変える大災害であることは間違いありません。

経済成長は人間の豊かさと幸せを追求するための手段ですが、その推進力の象徴として稼働してきた原子力発電所の惨事は、社会構造だけでなく、生態学的にも大きな変容をもたらそうとしています。それは、総人口が100億人になろうとする21世紀の人類・世界への先行的な警鐘なのではないかと思えてなりません。

東北から関東という広大な地域社会がこれほどまでに一気に破壊され、人々の生活だけでなく歴史的な伝統をも根こそぎにされたことは、理不尽で残酷としか言いようがありません。海に囲まれた日本は、その恩恵の中から歴史を育んできたことを考えると、今回の津波と大地震が日本人のこれからの生き方に大きな意識変革をもたらすのではないかと強く感じます。

また、世界各国から多くの支援が寄せられる一方、原発に関する国際的な風評被害も広がっているのが現実です。日本はGDP世界3位という経済大国であり、その目に見えない国際社会とのネットワークがこれからどのように変化するのか、私たちだけでなく世界も注視しています。

これから何ができるか、何をしなければいけないのかをしっかり見据え、日本の復興のために、また国際社会のために、日本の声と斬新な提言を発信することで貢献して行くことを決断しました。

世界の多くの方々に、できるだけ多く、閲覧していただくことを切に望みます。

(2011年4月1日 記す)

原野城治

Harano Joji

一般財団法人ニッポンドットコム代表理事、ジャーナリスト。1972年時事通信社入社、政治部記者、パリ特派員、編集局次長を経て株式会社ジャパンエコー社社長。2003年、日伊交流促進の功労により「イタリア連帯の星」カバリエーレ賞受賞。対外発信の最先端で、多言語による日本の論調、トレンドを紹介し続けている。

 

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