スペインの新聞に斉藤勝久記者の皇室解説が掲載

ニッポンドットコムで皇位継承の長期連載を担当している斉藤勝久記者の新皇室に関する解説やコメントが、スペインの有力紙「ABC」に、5月1日から3回、掲載された(同紙ウェブサイトにも掲載)。新天皇陛下はスペインを何度も訪問し、同世代のフェリペ6世国王とも親しく、多くのスペイン読者が日本の今回のお代替わりに関心を持っている。

天皇陛下の退位などを大きく伝えるスペインABC紙5月1日の紙面
天皇陛下の退位などを大きく伝えるスペインABC紙5月1日の紙面

5月1日付の紙面には、パブロ・M・ディエス特派員の「明仁天皇退位により徳仁天皇の時代が始まる」の記事が見開きで掲載された。この中で、「前天皇、皇后両陛下は何度も被災地を訪れて被災者を励まし、自ら皇室と国民を近づけられた」「新天皇は配慮があり、親しみやすく、帝王学を学ばれてきた方」などの斉藤記者のコメントを紹介。

「日本の男系皇室」と題した同3日付の紙面では、「政治的にみれば、女性天皇を認めるのは難しい問題。なぜなら、男性の皇位継承者がおられ、各政党にとって皇室問題は選挙におけるメリットが少ないから」など、同記者の解説を掲載した。

さらに同13日には、「新天皇のスペインへの思い」という記事も掲載され、「新陛下は正直で、素晴らしいお人柄」という同記者のコメントも紹介されている。

スペイン紙のディエス特派員から取材を受ける斉藤記者=2019年4月30日
スペイン紙のディエス特派員から取材を受ける斉藤記者=2019年4月30日

ニッポンドットコムは皇室など日本の記事を、外国の方に分かりやすく多言語に翻訳し、世界に発信し続けている。

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