野嶋 剛
  • 野嶋 剛 NOJIMA Tsuyoshi
  • 署名記事数:15 最終更新日:2018.02.16
ニッポンドットコム・シニアエディター。ジャーナリスト。1968年生まれ。上智大学新聞学科卒。在学中に、香港中文大学、台湾師範大学に留学する。1992年、朝日新聞入社。入社後は、中国アモイ大学に留学。シンガポール支局長、台北支局長、国際編集部次長等を歴任。「朝日新聞中文網」立ち上げ人兼元編集長。2016年4月からフリーに。現代中華圏に関する政治や文化に関する報道だけでなく、歴史問題での徹底した取材で知られる。著書に『ラスト・バタリオン 蒋介石と日本軍人たち』(講談社)、『認識・TAIWAN・電影 映画で知る台湾』(明石書店)、『台湾とは何か』(ちくま新書)、『故宮物語』(勉誠出版)等。オフィシャルウェブサイト:野嶋 剛
海への脅威に対抗—パラオへ日本支援で新型巡視船が配備2018.02.16

パラオ周辺の海域は、日本の安全保障にも密接に関連している。日本財団はパラオに40メートル級の巡視船を供与するなど、ミクロネシア3国の海上保安能力強化を支援している。
more

レメンゲサウ大統領単独インタビュー:「日本とパラオは兄弟関係、私には日本人の血が流れている」2018.02.09

パラオのトミー・レメンゲサウ大統領に、日本との友好関係や自国の安全保障環境を巡る問題、台湾との国交関係、今後の観光施策などについて幅広く話を聞いた。
more

台湾美術の「恩人」石川欽一郎の絵が90年ぶりに「奇跡の発見」2017.12.24

優れた芸術品には生命が宿る、と言われる。このほど台湾で起きた日本人画家・石川欽一郎の『河畔』の「90年ぶり」という奇跡的な発見は、改めて「芸術品に宿る生命」の存在を信じさせるような出来事だった。台湾を深く愛し、台湾で多くの画家を育てた石川の遺作が、いま台北で開催中の「近代日本洋画大展」で、長い時空を超えて、われわれの眼前によみがえった。 石川は1871年静岡県出身の西洋画家で、英国の水彩…
more

台湾から日本に“輸出”される「環島」——新たな日台サイクル交流の誕生2017.12.07

スポーツと観光を兼ねた国民的なアクティビティとして台湾ですっかり定着している「環島」を、日本に対して「輸出」する動きが本格化している。四国一周や琵琶湖一周などのコース作りが各地で始まっており、日本と台湾の関係にサイクリングを通した新しい交流方法が生まれようとしている。 「環島」とは主に自転車で台湾を一周することだ。一周はおよそ900キロから1000キロ。その距離を1週間から10日をかけて走る…
more

台湾も日本も、都市に暮らす30代はみな孤独——日本公開の『52Hzのラヴソング』魏徳聖監督が語る新作の魅力2017.12.03

この映画のテーマは都市の孤独だ。都市に生きる孤独な30代の男女が、どうしたら本当の愛情とパートナーを見つけることができるのか。12月から日本で公開される台湾映画『52Hzのラヴソング』の監督、魏徳聖(ウェイ・ダーション)は、そんなロマンあふれる問いを真正面から作品に込めた。 『海角七号〜君想う、国境の南』『セデック・バレ』『KANO〜海の向こうの甲子園〜』の日本時代三部作で、すっかり日本に大…
more

台湾にできて日本にできないのはなぜか——台湾の同性婚禁止違憲判断を考える2017.11.25

台湾の司法最高機関である大法官会議が、同性同士の婚姻を制限してきた現行民法の規定は憲法違反、との解釈を示した5月24日のニュースは世界を駆け巡り、日本社会にも大きな反響を呼んだ。 同時に、日本社会に一つのクエスチョンが広がった。 「日本でできないことを、台湾がなぜ先にできたのか?」 日本は世界有数の先進国で、民主や人権についてもアジアで最も進んでいるという自信を持ってきた、はずだ…
more

「私は日本人であり、台湾人でもある」真ん中で生きるということ——芥川賞候補作家・温又柔の告白2017.09.23

台湾文化センター(東京・虎ノ門)で8月10日、作家・温又柔さんの講演が行われ、会場は100人の聴衆で埋め尽くされた。温さんは芥川賞候補となった新作『真ん中の子どもたち』の創作への思いや、台湾生まれ、日本育ちとして日本語の文学を書く作家となった心の変遷、普段われわれが気づかない「日本人」や「日本語」という固定観念に対する違和感を存分に語り、「日本語とは何か」「日本人とは何か」といった本質的な問題を、…
more

日本人よりも「日本人」だった台湾人——追悼・蔡焜燦さん2017.09.03

台湾の蔡焜燦(さい・こんさん)さん(1927~2017年)が亡くなった。最近体調が優れないと人づてに聞いてきたので、「とうとうその日がきた」という思いだった。 蔡焜燦さんは18歳まで「日本人」として生き、大戦末期には志願して陸軍少年飛行兵になった。戦後は教師からビジネスに転身し、うなぎの輸出などを手掛けた。セイコー電子台湾法人の会長を務め、台湾のシリコンバレー・新竹(しんちく)で半導体デ…
more

「一つの中国」は米中の“同床異夢”2017.05.20

トランプ米大統領の「なぜ縛られなければいけないのか」との発言を巡って世界の注目が集まった「一つの中国」問題。しかし、中国の「一つの中国」原則と、米国の「一つの中国」政策を混同する報道や論評が目立つなど、日本におけるこの問題への理解の低さが改めて浮き彫りとなった。外務省の中国課長、アジア局長などを歴任し、日本の対台湾窓口機関「日本台湾交流協会」の台北事務所代表も務めた池田維・霞山会理事長(78)にジ…
more

映画『百日告別』——交わり重なる台湾と日本の死生観2017.03.04

日本で2月下旬から上映されている台湾映画『百日告別』は、自らの半身と呼べる存在が、突然、目の前から消失してしまったら、私はどうなってしまうのだろうかということを問い掛ける映画である。この点についてはおそらく誰も異論はないところだろう。そして突き詰めるとわれわれは他者の死にどう向き合うかという問題であり、「死生観」という言葉に置き換えてもいい。 海外で比較的長く生活してきた経験上、身につま…
more

ピックアップ動画

最新の特集

バナーエリア2
  • nippon.comコラム
  • in the news
  • シンポジウム報告