スズキ、水素スクーターが公道に=日本初、社員通勤などに18台
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スズキは21日、水素で走るスクーター18台が公道走行を始めたと発表した。燃料電池二輪車の公道走行は日本初という。スズキ社員らが同日から神奈川、静岡、福岡の各県で通勤などに使用。2019年3月まで性能や使い勝手を確認し、市販の可能性を探る。
水素スクーターの名称は「バーグマン フューエルセル」。市販しているスクーターに燃料電池システムと水素タンクを搭載した。圧縮水素でタンクをいっぱいにすると、時速60キロで120キロ走れ、満タンにするのにかかる水素燃料代は400円程度という。燃料電池は、スズキが英国企業と設立した合弁会社が製造した。
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スズキが東京都主催の水素エネルギーシンポジウムに展示した水素スクーターのカットモデル=2015年2月、東京都庁(写真=ニッポンドットコム)