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[ニュース]トヨタ、30年に電動車半数に=次世代EV電池、パナと提携
[2017.12.14]

トヨタ自動車とパナソニックは13日、電気自動車(EV)などに使う車載電池事業で提携すると正式発表した。記者会見したトヨタの豊田章男社長は「2030年までに全販売台数の50%以上を(ハイブリッド車を含む)電動車両にする」と表明。電動車の価格や性能を左右する車載用電池の技術革新へ向け、協業を進める考えを示した。

目標の「50%以上」は世界販売台数で550万台と、現在の電動車販売の3倍超に相当する。トヨタは、駆動用モーターを搭載する電動車に、EV、ハイブリッド車(HV)、燃料電池車、プラグインHVを含めている。

地球温暖化の原因とされる二酸化炭素の排出抑制のため、イギリスやフランスは40年にガソリン、ディーゼル車の販売を禁止する方針。中国もEV普及を推進している。世界的にEVの開発競争が激化する中、日本を代表する自動車とエレクトロニクスメーカーが組み、「日の丸連合」で世界のライバルとの競争に挑む。

両社は、現在使われているリチウムイオン電池と比べ、発熱・発火の危険性が低く、大容量で長寿命な次世代の「全固体電池」などの開発を加速する考えだ。パナソニックの津賀一宏社長は「スピード感を持って(提携の)枠組みを検討する」と述べた。電池の原材料調達や再利用でも連携する。

豊田社長は「(協業を)両社に限定することはない」と強調。今後、トヨタ子会社のダイハツ工業や、マツダといった他の自動車メーカーにも参加を呼び掛けるとみられる。

トヨタは「プリウス」に代表されるHVの普及で先行したものの、EV戦略で出遅れが指摘されていた。

トヨタとパナソニックはHV向け電池で提携関係にあり、パナソニックは米EV大手のテスラに電池を供給している。

自動車業界では、仏ルノー・日産自動車連合が22年の世界販売目標(1400万台)のうち、3割を電動車とする計画を打ち出している。

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

  • [2017.12.14]
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