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[ニュース]「刑務所以外で社会復帰」=薬物再犯防止へ推進計画−政府
[2017.12.15]

政府は15日の閣議で、刑務所出所者らの再犯防止推進計画を決定した。出所者らの社会復帰や更生保護の観点から、覚せい剤などの薬物犯罪者を刑務所に入れる代わりに、医療機関での治療や民間団体の薬物離脱プログラム活用を検討するとした。計画の対象期間は2018年度から5年間。

これに先立ち、政府は犯罪対策閣僚会議を首相官邸で開催。安倍晋三首相は「大切なのは息の長い取り組みを着実に実行することだ。民間の協力も得ながら、しっかりと取り組んでほしい」と指示した。

推進計画は、刑事司法と医療・福祉分野との連携の必要性を指摘。その上で、海外の事例を踏まえ「拘禁刑に代わる措置も参考にしつつ、新たな取り組みを試行的に実施することを含め、効果的な方策について検討を行う」と記した。

法務省によると、薬物犯罪者の再犯防止策として、米国や英国では刑務所入所の代わりに、治療や民間団体の相談支援が行われ、効果が確認された事例がある。10〜11月の意見公募(パブリックコメント)では「日本でも刑務所以外の方法で薬物再犯を防止することが必要」との意見が寄せられた。

一方、現行法は薬物使用について懲役刑などの刑罰を定めている。法務省は「世の中には(薬物犯罪への)厳罰化を求める傾向もある」として、世論の動向をにらみながら計画の具体化を検討する考えだ。

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

  • [2017.12.15]
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