[ニュース]相撲協会、白鵬と鶴竜に減給の懲戒=元日馬富士師匠は理事辞任−貴乃花親方処分保留
[2017.12.21] 他の言語で読む : ENGLISH |

日本相撲協会は20日、東京・両国国技館で臨時理事会を開いて元横綱日馬富士の傷害事件に絡んだ関係者への処分などを協議し、暴行現場の酒席に同席していた白鵬、鶴竜の両横綱を報酬減額の懲戒処分とした。白鵬は来年1月分の給与全額と2月分の半額、鶴竜は1月分の全額が支給されない。

元日馬富士の師匠だった伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は、管理責任を取ってこの日の理事会を最後に理事を辞任した。2階級下の役員待遇委員となる。八角理事長(元横綱北勝海)は、任期が残っている3カ月分の給与を全額返上する。

理事会は暴行問題を調査していた協会の危機管理委員会(高野利雄委員長)から最終的な報告を受けた。危機管理委は白鵬と鶴竜には、今回の暴行を防ぐことができなかった責任があると結論づけた。

暴行を受けた幕内貴ノ岩の師匠の貴乃花親方(元横綱)に対する処分は本人への聴取ができていないことから保留した。このため協会は28日に臨時理事会と評議員会を開く。

引責引退した元日馬富士については、理事会に先立って開催された横綱審議委員会(北村正任委員長)が判断した「引退勧告に相当する」ことが確認された。危機管理委は「いかなる理由があっても暴力を行使することは許されず、その一事をもって重大な非難に値する」とした。

貴乃花親方は巡業部長でありながら、秋巡業中に起きた暴行問題を相撲協会に報告する義務を怠ったことなどが問題視されている。横審では「貴乃花親方の言動は非難に値する。理事の責任を放棄している」との意見が大勢を占めた。

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  • [2017.12.21]
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