[ニュース]ダイアナ妃、相撲観戦を熱望=「訪日成功で満足」-外交文書公開

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1986年5月にチャールズ英皇太子夫妻が来日した際、ダイアナ妃たっての希望で大相撲観戦の日程が組まれたことが、20日公開の外交文書で分かった。(肩書は当時)

大相撲夏場所の初日だった5月11日、夫妻は東京の両国国技館を訪れ、結びの一番を含む四つの取組を観戦した。この後、力士の中でも特に巨漢だった大関・大乃国、関脇・小錦と歓談。ダイアナ妃は小錦のおなかを指でつつくしぐさをするなど、ちゃめっ気を見せた。

ダイアナ妃は訪日に先立って訪問したカナダで、日本のバンクーバー総領事と面会し、「相撲観覧は自分が特に希望して実現したもので、日本の伝統的競技として大いに楽しみにしている」と伝えた。また、「まだ箸の使い(方)は思うようにいかない。ハンドバッグにナイフとフォークをしのばせて行こうかと思っている」と冗談めかして語った。

出発前、エリザベス女王は「ダイアナは初めての訪問で大いに勉強になるでしょう」と期待を示していた。皇太子夫妻は京都なども訪れて盛大に歓迎され、最終日には外務省儀典長に「訪日は英国のためにも日英関係のためにも成功であり、満足している」と述べた。

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