[ニュース]昨年の交通死、過去最少=前年比210人減、3694人−高齢者対策影響か・警察庁
[2018.01.04] 他の言語で読む : ENGLISH | ESPAÑOL | Русский |

2017年に全国で起きた交通事故による死者数は前年比210人(5.4%)減の3694人だったことが4日、警察庁のまとめで分かった。統計の残る1948年以降、49年の3790人を下回り最少となった。

昨年3月に高齢運転者の認知症対策を強化した改正道交法が施行されており、影響したとみられる。同庁の担当者は「これまでの累次の法改正や交通安全教育の充実、交通指導取り締まりなど、総合的に取り組んできた結果だ」と話した。

歩行中を含めた65歳以上の高齢者の死者数(速報値)は2020人で、前年比118人(5.5%)減少した。死者全体に占める割合は過去最高だった前年から0.1ポイント減り54.7%だったものの、引き続き高水準を維持している。

人口10万人当たりでは、全年齢の死者数は2.91人に対し、65歳以上は5.84人。前年比では全年齢が5.26%減だったのに対し、65歳以上は7.50%減となった。

交通事故死者数は、自動車保有台数の増加などに伴い右肩上がりを続け、59年に1万人を突破。70年に1万6765人と過去最悪を記録し「第1次交通戦争」と呼ばれた。

都道府県別では愛知が最も多い200人で、埼玉177人、東京164人、兵庫161人が続いた。一方、最も少なかったのは島根の17人だった。

事故の発生件数(速報値)は47万2069件、負傷者数(同)は57万9746人で、いずれも前年を下回った。飲酒死亡事故件数(同)は12件減の201件。

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  • [2018.01.04]
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