日本小説、中国で人気=東野圭吾ブーム続く
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【上海時事】中国で日本の小説が売れている。若者を中心に東野圭吾さんや村上春樹さんらの現代作品が支持され、近代文学、古典にも関心が広がっている。
昨年12月末、上海最大規模の書店、上海書城を訪れると、外国文学売れ筋ベスト10は2位の「ナミヤ雑貨店の奇蹟」を含め、東野作品が半分を占めていた。
1位は12月にノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロさんの小説。店員によると、それまではしばらく、東野作品が1位を占めていた。4〜5年前から人気が出始め、今では作品を山積みにした専用コーナーを設けるまでになった。
東野作品の出版元の担当者は「沿海部からブームが始まり、内陸に浸透して全国現象になった。宮部みゆきさんや伊坂幸太郎さんの小説も中国で受け入れられそうだ」と期待を込めて話した。
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