SNS

記事カテゴリー

ニュース

More

[ニュース]ライバルの飲料に禁止薬物=加害選手に資格停止8年−カヌー
[2018.01.10]

日本カヌー連盟は9日、石川県小松市で昨年9月に行われたスプリントの日本選手権男子カヤックシングル200メートルに出場した鈴木康大選手(32)が、小松正治選手(25)の飲み物に故意に禁止薬物を混入していたと発表した。日本アンチ・ドーピング機構(JADA)は昨年12月、鈴木選手に対し、8年の資格停止処分を科した。

2選手は昨夏にチェコのラチチェで行われた世界選手権に出場していたトップ選手。日本連盟などによると、鈴木選手は2020年東京五輪の代表に選ばれる可能性を高めるためライバルを陥れようと考え、自身が購入していた薬物を小松選手の飲み物に混入したという。

カヌースプリント男子カヤックシングル200メートルで銅メダルを獲得した小松正治(奥、愛媛県国体競技力向上対策本部)=2014年9月29日、韓国・仁川近郊 (時事)

小松選手は優勝したが、レース後のドーピング検査で筋肉増強作用のある禁止薬物メタンジエノンに陽性反応を示したため、昨年10月20日付でJADAに暫定的資格停止処分を科された。それを知った鈴木選手が行為を申し出たという。JADAによると、他者からの禁止薬物混入でドーピング違反が発生したのは、日本国内では初めて。小松選手の暫定的資格停止処分は取り消された。

日本連盟の調査により、鈴木選手はこれまでにも、ライバル選手の道具を盗むなどの妨害行為を繰り返してきたことが判明。連盟は「フェアプレーとは正反対の行為であり、極めて悪質」と断じ、鈴木選手の除名を検討することを明らかにした。被害を受けた小松選手については、「名誉を回復するための相当な措置を取る」としている。

日本連盟の春園長公常務理事は9日午前、東京都内で「絶対にあってはならないこと。他の競技団体にも少なからず迷惑を掛けていることが本当に申し訳ない」と述べた。

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

  • [2018.01.10]
この記事につけられたタグ:
関連記事
その他のコラム

ピックアップ動画

最新の特集

バナーエリア2
  • nippon.comコラム
  • in the news
  • シンポジウム報告