[ニュース]陸自ヘリ民家墜落、炎上=隊員1人死亡、住民少女軽傷−定期整備後点検飛行中・佐賀
[2018.02.06] 他の言語で読む : ENGLISH | ESPAÑOL | Русский |

5日午後4時45分ごろ、佐賀県神埼市千代田町嘉納で陸上自衛隊の戦闘ヘリコプターが民家に墜落、炎上した。現場で副操縦士の高山啓希1等陸曹(26)が心肺停止状態で発見され、死亡が確認された。ヘリは2人乗りで、県警などが機長の斉藤謙一2等陸佐(43)の行方を捜している。墜落で住宅2棟などが燃え、住人の小5女子児童(11)が軽傷を負った。

陸上自衛隊は同日、事故調査委員会を設置した。今後、フライトレコーダーを回収して事故原因を調べる。

陸上自衛隊のAH64D戦闘ヘリコプター墜落から一夜明け、捜索が再開された事故現場=6日午前、佐賀県神埼市(時事通信チャーターヘリコプターより)(時事)

防衛省によると、墜落したのは目達原駐屯地(同県吉野ケ里町)所属のAH64D戦闘ヘリで、現場は駐屯地の南西約4キロ。ヘリが西方向へ飛行した後、機首から落下する様子を管制塔にいた陸自隊員が確認した。離陸約7分後に墜落したという。事故機は、飛行50時間ごとの定期整備後の点検飛行中だった。

県警神埼署によると、2階建ての民家と小屋が全焼し、室内にいた少女が右膝を打ち、病院に搬送されたが軽傷。両親と兄は外出していて無事だった。

敷地内にある平屋建ての民家も一部が燃えた。当時、少女の祖母が中にいたが、墜落の音で気付いて外に逃げた。近隣住民は消防などの誘導で避難した。近くに幼稚園があり、約80人の園児がいたが、けがはなかった。

小野寺五典防衛相は事故を受け、同型機を飛行停止にするとともに、陸海空全自衛隊のヘリについても点検、整備を行うよう指示した。

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  • [2018.02.06]
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