児童の標準服はアルマーニ=負担8万円以上に苦情も−東京・銀座
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東京・銀座の中央区立泰明小学校が、今春入学する新1年生から「標準服」を高級ブランド「アルマーニ」に変更することが8日、分かった。価格は、上着やズボン・スカートなどに加え、任意で購入するセーターや靴下などもそろえると8万円以上となり、一部の保護者から「理解できない」などの苦情が寄せられている。
東京・銀座にある中央区立泰明小学校が導入する高級ブランド「アルマーニ」の標準服(男子用)(中央区教育委員会提供)
区教育委員会によると、学校側は新標準服への変更を「銀座にある学校らしさも生まれるのではないかと考えた」などと説明していた。
泰明小の新標準服については8日の衆院予算委員会でも取り上げられ、麻生太郎副総理兼財務相は「8万円は結構高いとは思う。一人だけ買えない人が出ると、難しい感じはする」と指摘。林芳正文部科学相は「保護者の皆さんともう少し話をして、決めていればなという印象を持った」と語った。
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