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[ニュース]若田部氏「必要なら追加緩和」=雨宮氏、金融正常化へ手段検討−日銀副総裁候補
[2018.03.06]

衆院は5日、議院運営委員会を開き、政府が日銀副総裁候補として提示した若田部昌澄早大教授と雨宮正佳日銀理事から所信を聴取した。若田部氏は質疑で「現在の金融政策で2%の物価目標達成が難しければ、追加緩和策を考えざるを得ない」との認識を表明。その上で、大規模金融緩和から抜け出す「出口戦略」について、「2%達成前に発動することはあり得ない」と強調した。

出口戦略に関し、雨宮氏は「どういう手段を持ち、それをどう使うのか検討はしている」と語った。黒田東彦総裁は2日の衆院の所信聴取で、「2019年度ごろには物価が2%程度に達し、出口をその頃に議論しているのは間違いない」と金融政策を正常化する時期に言及している。

若田部氏は質疑に先立つ所信表明で、「時期尚早の政策変更によりデフレに逆戻りするリスクは避けなければならない」と強調。低金利の長期化に伴う銀行収益の悪化など副作用も目立つ中、金融市場に根強い緩和の早期修正論を否定した。

デフレの完全克服に向け、「政府と日銀が協力することも欠かせない」と指摘。政府・日銀の政策協定に関し、「場合によっては改善することが必要だ」と見直しの可能性を示唆した。

雨宮氏は現行政策を継続する考えを示し、「類例を見ない大規模緩和の効果と副作用の評価、将来の出口戦略など検討課題は多岐にわたる」と述べた。

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

  • [2018.03.06]
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